Episode.1 VALZ
「な、何をしている!お前たちも行け!!」
ここにきて待機させていた忍者型の戦闘員に指示を飛ばすキャンサーバット。
……戦闘員なんかに止められるものかよ。
忍者刀を構えて突進してくる戦闘員たち。
「これでもくらえ!!」
《ドゥンケル!バースト!》
電子音声と共に俺の体からどす黒いオーラが放たれる。
それに触れた戦闘員たちは星屑となって消滅した。
「………ぜ、全滅だと………あれだけいたダスタードがほんの一瞬で」
「………もう諦めなよ。アンタに勝ち目はないよ」
「黙れェェェェェェェェェ!!」
キャンサーバットは最大最強の一撃………極太のレーザーを放つ。
しかしそれに臆する俺ではない。
左手のホルダーをエクスライザーでスキャンする。
《エクスライザーバースト!》
右手に集中するエネルギー。
文字通り白熱し拳が光り輝く。
そして勢いよく飛び上がり………
「ライダーパァンチ!!」
その拳をぶつけキャンサーバットを吹き飛ばす。
キャンサーバットが空中に放り出されると共に、エネルギーの奔流が右手から右足に移動する。
───やっぱキメはこの技っしょ。
地面を勢いよく蹴って飛び上がり奴に狙いをさだめる。
俺の脳波でも読み取っているのか、俺の意思を汲み取るようにターゲットマーカーが眼前に現れ、奴をロックオンする。
「ライダァァァァァァキィィィィィィィック!!」
「グワァァァァァァァァァァ!!!」
真紅の槍と化した烈脚がキャンサーバットを貫く。
コルプスの時では傷ひとつつけられなかったあの装甲を容易く砕いたのだ。
そのまま着地すると、ノエルの方を向き……
「そんじゃ読者の皆様もご一緒に!カウントダウンいっちゃうぜ!はい、3!」
「読者……って誰……?」
「2!」
「1!」
「馬鹿なぁぁぁぁぁ………」
散々イタい目にあわされた腹いせとして、某悪魔のようにカウントダウンしてみる。
困惑するノエルもかわいい。
俺が数字を数えていく度、奴の体からまばゆい光が放出されていく。
「……決まったぜ………!」
「この私がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
カウントダウンを終えると、まばゆい光が一気に解き放たれる。。
刹那、爆炎と爆風、轟音が大気を震わせる。
うーん、我ながら決まったんじゃねぇか?
とにもかくにも、こうしてキャンサーバットは一点の光も見えない闇の底へと堕ちていったのだ。
ここにきて待機させていた忍者型の戦闘員に指示を飛ばすキャンサーバット。
……戦闘員なんかに止められるものかよ。
忍者刀を構えて突進してくる戦闘員たち。
「これでもくらえ!!」
《ドゥンケル!バースト!》
電子音声と共に俺の体からどす黒いオーラが放たれる。
それに触れた戦闘員たちは星屑となって消滅した。
「………ぜ、全滅だと………あれだけいたダスタードがほんの一瞬で」
「………もう諦めなよ。アンタに勝ち目はないよ」
「黙れェェェェェェェェェ!!」
キャンサーバットは最大最強の一撃………極太のレーザーを放つ。
しかしそれに臆する俺ではない。
左手のホルダーをエクスライザーでスキャンする。
《エクスライザーバースト!》
右手に集中するエネルギー。
文字通り白熱し拳が光り輝く。
そして勢いよく飛び上がり………
「ライダーパァンチ!!」
その拳をぶつけキャンサーバットを吹き飛ばす。
キャンサーバットが空中に放り出されると共に、エネルギーの奔流が右手から右足に移動する。
───やっぱキメはこの技っしょ。
地面を勢いよく蹴って飛び上がり奴に狙いをさだめる。
俺の脳波でも読み取っているのか、俺の意思を汲み取るようにターゲットマーカーが眼前に現れ、奴をロックオンする。
「ライダァァァァァァキィィィィィィィック!!」
「グワァァァァァァァァァァ!!!」
真紅の槍と化した烈脚がキャンサーバットを貫く。
コルプスの時では傷ひとつつけられなかったあの装甲を容易く砕いたのだ。
そのまま着地すると、ノエルの方を向き……
「そんじゃ読者の皆様もご一緒に!カウントダウンいっちゃうぜ!はい、3!」
「読者……って誰……?」
「2!」
「1!」
「馬鹿なぁぁぁぁぁ………」
散々イタい目にあわされた腹いせとして、某悪魔のようにカウントダウンしてみる。
困惑するノエルもかわいい。
俺が数字を数えていく度、奴の体からまばゆい光が放出されていく。
「……決まったぜ………!」
「この私がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
カウントダウンを終えると、まばゆい光が一気に解き放たれる。。
刹那、爆炎と爆風、轟音が大気を震わせる。
うーん、我ながら決まったんじゃねぇか?
とにもかくにも、こうしてキャンサーバットは一点の光も見えない闇の底へと堕ちていったのだ。