Episode.1 VALZ
「………はっ!」
声が聞こえてきた刹那、意識が覚醒した。
目の前には逃げたはずのノエル。
俺は全身に走る痛みに耐えながら体を起こした。
「何で……戻ってきたんだ………ッ!」
「貴方に生きていて欲しいから………」
そう言って微笑むとノエルはナニカを差し出してくる。
それは来栖さんが持っていたあの握力計みたいな機械……
…………たしかエクスライザー、だっけ。
でも………
「これだけか………」
そうだ、エクスライザーを起動させる為のカプセルも、そのカプセルを装填するホルダーもないのだ。
「ほう………」
「待ってて」
俺達の様子を見るキャンサーバットをよそにノエルはまるで神に祈りを捧げるかのように腕を組む。
すると彼女の体が光に包まれる。
「な、なんだ………?」
「貴方に、力を………!」
そして彼女の体から放たれた光は2つのカプセルの形となり俺の腕に収まる。
「嘘だろ………」
2つのカプセルをまじまじと見つめる俺。
こんな事ある!?といいたくなるし、俺が来栖さんの立場だったらなんだこのご都合主義展開!?ってツッコミを入れたくなる。
やっぱりどんな原理でライダーカプセルとやらを生み出したかはわからないがありがたい。
…………これで戦える!!
声が聞こえてきた刹那、意識が覚醒した。
目の前には逃げたはずのノエル。
俺は全身に走る痛みに耐えながら体を起こした。
「何で……戻ってきたんだ………ッ!」
「貴方に生きていて欲しいから………」
そう言って微笑むとノエルはナニカを差し出してくる。
それは来栖さんが持っていたあの握力計みたいな機械……
…………たしかエクスライザー、だっけ。
でも………
「これだけか………」
そうだ、エクスライザーを起動させる為のカプセルも、そのカプセルを装填するホルダーもないのだ。
「ほう………」
「待ってて」
俺達の様子を見るキャンサーバットをよそにノエルはまるで神に祈りを捧げるかのように腕を組む。
すると彼女の体が光に包まれる。
「な、なんだ………?」
「貴方に、力を………!」
そして彼女の体から放たれた光は2つのカプセルの形となり俺の腕に収まる。
「嘘だろ………」
2つのカプセルをまじまじと見つめる俺。
こんな事ある!?といいたくなるし、俺が来栖さんの立場だったらなんだこのご都合主義展開!?ってツッコミを入れたくなる。
やっぱりどんな原理でライダーカプセルとやらを生み出したかはわからないがありがたい。
…………これで戦える!!