Episode.8 Re:BUILD
「少しは思い知ったか?自分の浅はかさを」
バールクスは自らの剣の刀身を撫でると仰け反った私に歩み寄る。
「黙れっ!!」
《クウガ・プリーズ……
NEW HERO LEGEND!!》
《ファイズ・プリーズ……
疾走を駆け抜けるのは本能!!》
《ブレイド・プリーズ……
切り札を掴みとれ!運命に抗え!!》
《カブト・プリーズ……
天の道を往き、総てを司れ!!》
《ダブル・プリーズ……
二人で一人!おまえの罪を数えろ!!》
私は体勢を立て直すと次々とライダーリングを読み込ませてゆく。
それと同時に現れる伝説の仮面ライダーたち。
その姿は全て最強形態。これなら!
「いっけぇぇぇぇ!!」
私の命令と共に先陣を切るのは漆黒のボディの凄まじき戦士………『クウガ・アルティメットフォーム』。
その腕に紅蓮の炎を宿し、全てを無に還す凄まじき拳を放つ。
「………ざけんな……!」
少しだけ奴の語気が荒くなった。
その瞬間、クウガの拳に宿った炎がボウッという音と共に消える。
何が起こったか分からないうちに奴はたった一撃で私が召喚したクウガを切り伏せ、消滅させてしまった。
「なんなの………!
一体なんなんだよォォォォォォ!!」
《FAIZ BLASTER TAKE-OFF!
EXCEED CHARGE 》
《ROYAL STRAIGHT FLASH!》
《MAXIMUM HYPER TYPHOON!》
《CYCLONE!HEAT!LUNA!JOKER!
MAXIMUM-DRIVE!!》
召喚されたライダーたちが次々とその剣に力を収束させ、奴に切りかかっていく。
もう、どうしていいのか分からない。
私を支えてくれた仲間も、一緒に戦ってくれる相棒ももうどこにもいない。
私は一人で戦うしかない。
なら………こうするしかないじゃない。
「お前…………
───仮面ライダーを冒涜すんのも大概にしろよ」
──地の底から聞こえるような声。
それは私の体を縛り、震え上がらせる。
私は何を怖がっているの!?
今まで強い相手はいくらでもいたのに!
どうしちゃったの私は!?
───しかし、敵は考える時間など与えてくれない。
その瞬間、奴の剣の一閃と共に召喚されたライダーたちは一瞬にして光となって消えたのだ。
バールクスは自らの剣の刀身を撫でると仰け反った私に歩み寄る。
「黙れっ!!」
《クウガ・プリーズ……
NEW HERO LEGEND!!》
《ファイズ・プリーズ……
疾走を駆け抜けるのは本能!!》
《ブレイド・プリーズ……
切り札を掴みとれ!運命に抗え!!》
《カブト・プリーズ……
天の道を往き、総てを司れ!!》
《ダブル・プリーズ……
二人で一人!おまえの罪を数えろ!!》
私は体勢を立て直すと次々とライダーリングを読み込ませてゆく。
それと同時に現れる伝説の仮面ライダーたち。
その姿は全て最強形態。これなら!
「いっけぇぇぇぇ!!」
私の命令と共に先陣を切るのは漆黒のボディの凄まじき戦士………『クウガ・アルティメットフォーム』。
その腕に紅蓮の炎を宿し、全てを無に還す凄まじき拳を放つ。
「………ざけんな……!」
少しだけ奴の語気が荒くなった。
その瞬間、クウガの拳に宿った炎がボウッという音と共に消える。
何が起こったか分からないうちに奴はたった一撃で私が召喚したクウガを切り伏せ、消滅させてしまった。
「なんなの………!
一体なんなんだよォォォォォォ!!」
《FAIZ BLASTER TAKE-OFF!
EXCEED CHARGE 》
《ROYAL STRAIGHT FLASH!》
《MAXIMUM HYPER TYPHOON!》
《CYCLONE!HEAT!LUNA!JOKER!
MAXIMUM-DRIVE!!》
召喚されたライダーたちが次々とその剣に力を収束させ、奴に切りかかっていく。
もう、どうしていいのか分からない。
私を支えてくれた仲間も、一緒に戦ってくれる相棒ももうどこにもいない。
私は一人で戦うしかない。
なら………こうするしかないじゃない。
「お前…………
───仮面ライダーを冒涜すんのも大概にしろよ」
──地の底から聞こえるような声。
それは私の体を縛り、震え上がらせる。
私は何を怖がっているの!?
今まで強い相手はいくらでもいたのに!
どうしちゃったの私は!?
───しかし、敵は考える時間など与えてくれない。
その瞬間、奴の剣の一閃と共に召喚されたライダーたちは一瞬にして光となって消えたのだ。