Episode.8 Re:BUILD
「来て!サクラ!紫蓮!」
私は『魔武器』と呼ばれる武器を2つの呼び出す。
銃剣型魔武器『サクラ』と大鎌型魔武器『紫蓮』。
そして、その2つが融合し専用武器となる『シザースセイバーガン』となった。
剣と銃、鎌の三形態に変形出来る万能武器だ。
私はそれを剣形態に変形させ構える。
「はぁ………『最強形態になれば勝てる』ってか?
さっきも忠告しなかったか?
しかも……その前にやることがあるだろうに」
《SET UP……!》
奴もため息をつくと再びジュエルをベルトに装着する。
まるで呆れきって相手をするのも億劫だと言わんがばかりに。
だが、ジュエルを装填した奴の背後には飛蝗の翅のような装飾に彩られた巨大な時計が現れる。
「変身」
《チェーンジ………
仮面ライダー………
バールクス…………!》
《ライダータイム!
……仮面ライダー!
バーーールクーーーーーース!!》
変身音と共に針が10時10分を指し示す。
それと同時に点灯する『ラ』『イ』『ダ』『ー』の文字。
「っ………!!」
紅蓮の炎と共に4つの文字が私目掛けて射出され奴の体が光に包まれる。
私はそれらを防ぐも、大きく後退することとなり、4つの文字がスーツが蒸着された奴の顔に刻まれる。
まるでその『降臨』を祝うかのように町を包む炎がより一層激しさを増す。
全身の黒い装甲。
両肩のみ黄金に彩られている。
時計の長針と短針を模した角。
そして………目を引くのが顔の燃えるように煌めく『ライダー』の文字。
このライダーも見たことのないライダーだ。
だが、この目の前のジニアという男と共に形容するのであれば『最低最悪の魔王』。
「おいたが過ぎるな………少しお仕置きしてやるよ。
…………“リボルケイン”」
黒のライダー……『バールクス』は専用武器と思われる剣を取り出しては紅蓮の炎を背に歩み寄る。
その魔王のごとき姿に怖じ気づきそうになる。
だけどもう後には退けない………
私は勝つんだ……!絶対に勝たなきゃならないんだ……………!
私は『魔武器』と呼ばれる武器を2つの呼び出す。
銃剣型魔武器『サクラ』と大鎌型魔武器『紫蓮』。
そして、その2つが融合し専用武器となる『シザースセイバーガン』となった。
剣と銃、鎌の三形態に変形出来る万能武器だ。
私はそれを剣形態に変形させ構える。
「はぁ………『最強形態になれば勝てる』ってか?
さっきも忠告しなかったか?
しかも……その前にやることがあるだろうに」
《SET UP……!》
奴もため息をつくと再びジュエルをベルトに装着する。
まるで呆れきって相手をするのも億劫だと言わんがばかりに。
だが、ジュエルを装填した奴の背後には飛蝗の翅のような装飾に彩られた巨大な時計が現れる。
「変身」
《チェーンジ………
仮面ライダー………
バールクス…………!》
《ライダータイム!
……仮面ライダー!
バーーールクーーーーーース!!》
変身音と共に針が10時10分を指し示す。
それと同時に点灯する『ラ』『イ』『ダ』『ー』の文字。
「っ………!!」
紅蓮の炎と共に4つの文字が私目掛けて射出され奴の体が光に包まれる。
私はそれらを防ぐも、大きく後退することとなり、4つの文字がスーツが蒸着された奴の顔に刻まれる。
まるでその『降臨』を祝うかのように町を包む炎がより一層激しさを増す。
全身の黒い装甲。
両肩のみ黄金に彩られている。
時計の長針と短針を模した角。
そして………目を引くのが顔の燃えるように煌めく『ライダー』の文字。
このライダーも見たことのないライダーだ。
だが、この目の前のジニアという男と共に形容するのであれば『最低最悪の魔王』。
「おいたが過ぎるな………少しお仕置きしてやるよ。
…………“リボルケイン”」
黒のライダー……『バールクス』は専用武器と思われる剣を取り出しては紅蓮の炎を背に歩み寄る。
その魔王のごとき姿に怖じ気づきそうになる。
だけどもう後には退けない………
私は勝つんだ……!絶対に勝たなきゃならないんだ……………!