Episode.8 Re:BUILD
「お前は悪だ!私が見てきた中で最も邪悪な悪!絶対にゆるさない!」
「『悪』……か。
薄っぺらいな……。
まっ、そう思いたければそう思えばいいんじゃねぇか?
さっきの言葉もどうせ“誰かさんたち”の受け売りだからなァ」
「ふざけるなァァァァ!!」
《イージス!プリーズ……カァァァァ………カァァァァァ……ッ!!》
再び私はイージススタイルに変身すると、私は刃となっているイージスアローの弦で斬りかかる。
しかし、奴は容易くそれを受け流してみせる。
「何が世界の再構築だ!関係のない人たちを巻き込んで!っ!!」
刃を握る手に力を込め、至近距離から弦を引き絞り矢を放とうとするが、一瞬にして武器をいなされると裏拳を叩き込まれ、のけぞる。
「……キャンキャン吠えんなよ。
ブルドッグみたいな顔しやがって」
「うるさいっ!!」
私はある指輪を取り出す。
それは仮面ライダーの仮面を模した指輪。
その見た目の通り、仮面ライダーの力を借りるためのものだ。
《オーズ・プリーズ……
欲望のメダル三つでコンボチェンジ!!》
指輪の魔力の解放と共に私の視界が紫に染まる。
そしてイージスアローを投げ捨て、床に勢いよく拳を叩きつけては地面から恐竜の頭を模した斧を生成する。
『メダガブリュー』。
『無の欲望』を司る紫のメダルの力によって産み出される武装だ。
これなら…………!!
《ゴックン!
プットッティラーノ!ヒッサーーツ!!》
力の源になる銀のメダル『セルメダル』を文字通り武器に“食わせ”、再び斧の形状とする。
膨大なエネルギーが斧に収束していく。
そして私は一瞬にして距離を詰めて奴に斬りつける。
「………」
必殺の一撃を受け、倒せこそしなかったがさすがに効いたのか大きく後退する。
だが………このままなら行ける。
みんなの仇は私がとる!!
「おォォォォォォォォォォ!!!」
メダガブリューを投げ捨て二対のホープソードガンのガンモードを構え銃弾を乱射。
奴に銃弾を浴びせてゆく。
奴はさらに後退していく。
今までの強さが嘘に思えてくるくらいに。
《キャモナシューティング!シェイクハンズ!!》
《イージス!シューティングストライク!!》
「これで…………終わりだァァァァァァ!!」
───投げ捨てたイージスアローを拾う暇などない。
私は2丁拳銃のホープソードガンのまま必殺技を発動。
2丁拳銃に光のエネルギーが蓄積されると私はそのトリガーを引いて必殺の一撃を放つ。
放たれし光弾。
それは光り輝く龍の姿となり、奴の体を飲み込んだ。
お屋敷を炎に包むほどの一撃。
でも…………これで、私は……………!
「……………『奴を倒した』、か?」
「ッ!?」
爆炎が一瞬にして掻き消え、現れるのはあの紫のライダー、仮面ライダー滅。
よくよくみてみればこれまでの戦闘で全くダメージを受けていないではないか。
「嘘っ…………!」
「本当に薄っぺらいな……お前。
あれで本当に倒したとか思ってたのかよ」
「『悪』……か。
薄っぺらいな……。
まっ、そう思いたければそう思えばいいんじゃねぇか?
さっきの言葉もどうせ“誰かさんたち”の受け売りだからなァ」
「ふざけるなァァァァ!!」
《イージス!プリーズ……カァァァァ………カァァァァァ……ッ!!》
再び私はイージススタイルに変身すると、私は刃となっているイージスアローの弦で斬りかかる。
しかし、奴は容易くそれを受け流してみせる。
「何が世界の再構築だ!関係のない人たちを巻き込んで!っ!!」
刃を握る手に力を込め、至近距離から弦を引き絞り矢を放とうとするが、一瞬にして武器をいなされると裏拳を叩き込まれ、のけぞる。
「……キャンキャン吠えんなよ。
ブルドッグみたいな顔しやがって」
「うるさいっ!!」
私はある指輪を取り出す。
それは仮面ライダーの仮面を模した指輪。
その見た目の通り、仮面ライダーの力を借りるためのものだ。
《オーズ・プリーズ……
欲望のメダル三つでコンボチェンジ!!》
指輪の魔力の解放と共に私の視界が紫に染まる。
そしてイージスアローを投げ捨て、床に勢いよく拳を叩きつけては地面から恐竜の頭を模した斧を生成する。
『メダガブリュー』。
『無の欲望』を司る紫のメダルの力によって産み出される武装だ。
これなら…………!!
《ゴックン!
プットッティラーノ!ヒッサーーツ!!》
力の源になる銀のメダル『セルメダル』を文字通り武器に“食わせ”、再び斧の形状とする。
膨大なエネルギーが斧に収束していく。
そして私は一瞬にして距離を詰めて奴に斬りつける。
「………」
必殺の一撃を受け、倒せこそしなかったがさすがに効いたのか大きく後退する。
だが………このままなら行ける。
みんなの仇は私がとる!!
「おォォォォォォォォォォ!!!」
メダガブリューを投げ捨て二対のホープソードガンのガンモードを構え銃弾を乱射。
奴に銃弾を浴びせてゆく。
奴はさらに後退していく。
今までの強さが嘘に思えてくるくらいに。
《キャモナシューティング!シェイクハンズ!!》
《イージス!シューティングストライク!!》
「これで…………終わりだァァァァァァ!!」
───投げ捨てたイージスアローを拾う暇などない。
私は2丁拳銃のホープソードガンのまま必殺技を発動。
2丁拳銃に光のエネルギーが蓄積されると私はそのトリガーを引いて必殺の一撃を放つ。
放たれし光弾。
それは光り輝く龍の姿となり、奴の体を飲み込んだ。
お屋敷を炎に包むほどの一撃。
でも…………これで、私は……………!
「……………『奴を倒した』、か?」
「ッ!?」
爆炎が一瞬にして掻き消え、現れるのはあの紫のライダー、仮面ライダー滅。
よくよくみてみればこれまでの戦闘で全くダメージを受けていないではないか。
「嘘っ…………!」
「本当に薄っぺらいな……お前。
あれで本当に倒したとか思ってたのかよ」