Episode.8 Re:BUILD
《SET UP………!》
「遅い………」
奴のベルトには既にジュエルがセットされていた。
私の剣をいなすと遅れてベルトから音声が鳴り響き、バックルに嵌め込まれたジュエルが紫に輝く。
「変身…………」
《チェーンジ………
仮面ライダー……滅……!》
その瞬間ジュエルがより一層輝きを放ち、巨大な蠍が“召喚”される。
「「きゃあァァァァァァァ!!」」
召喚された巨大蠍は私とセッテを凪ぎ払うとその尾で白髪の男を貫き、スーツの蒸着と共に奴の体を全身で包み込む。
《FORCE RISE》
《STING SCORPION………
BREAK……DOWN………!》
その音声と共に蠍がはじけ、アーマーが装着されると紫の見たこともない戦士………仮面ライダーが現れた。
紫のスーツに疎らに配置されたガンメタルのアーマー。
左手には蠍を思わせる巨大な針。
そして黄色の複眼がぼんやりと光っている。
「肩慣らしにはちょうどいい。
さぁ………“解剖”を始めようか………」
《ARROW RISE》
変身音からしてこのライダーの名前は“滅(ホロビ)”。
奴は変身完了と同時に右手に持っていた鞄のようなアイテムを弓のような武器へと変形させる。
そして…………
「させないっ!!」
《RIDERS ARROW》
光の弓を形成し、巨体な光の矢を放つイージス。
イージスの必殺技、『ライダーズアロー』。
しかし、あの紫のライダー………滅はゆっくりと弓を引き絞ると矢を放つ。
「きゃあァァァァァァァ!!」
「セッテェェ!!」
放たれた互いの矢。
しかし、その威力は段違い。
イージスの放った巨大な矢は奴の矢に触れた途端に霧散し、奴の矢が直撃したイージスの体は大きく吹っ飛ばされていった。
「遅い………」
奴のベルトには既にジュエルがセットされていた。
私の剣をいなすと遅れてベルトから音声が鳴り響き、バックルに嵌め込まれたジュエルが紫に輝く。
「変身…………」
《チェーンジ………
仮面ライダー……滅……!》
その瞬間ジュエルがより一層輝きを放ち、巨大な蠍が“召喚”される。
「「きゃあァァァァァァァ!!」」
召喚された巨大蠍は私とセッテを凪ぎ払うとその尾で白髪の男を貫き、スーツの蒸着と共に奴の体を全身で包み込む。
《FORCE RISE》
《STING SCORPION………
BREAK……DOWN………!》
その音声と共に蠍がはじけ、アーマーが装着されると紫の見たこともない戦士………仮面ライダーが現れた。
紫のスーツに疎らに配置されたガンメタルのアーマー。
左手には蠍を思わせる巨大な針。
そして黄色の複眼がぼんやりと光っている。
「肩慣らしにはちょうどいい。
さぁ………“解剖”を始めようか………」
《ARROW RISE》
変身音からしてこのライダーの名前は“滅(ホロビ)”。
奴は変身完了と同時に右手に持っていた鞄のようなアイテムを弓のような武器へと変形させる。
そして…………
「させないっ!!」
《RIDERS ARROW》
光の弓を形成し、巨体な光の矢を放つイージス。
イージスの必殺技、『ライダーズアロー』。
しかし、あの紫のライダー………滅はゆっくりと弓を引き絞ると矢を放つ。
「きゃあァァァァァァァ!!」
「セッテェェ!!」
放たれた互いの矢。
しかし、その威力は段違い。
イージスの放った巨大な矢は奴の矢に触れた途端に霧散し、奴の矢が直撃したイージスの体は大きく吹っ飛ばされていった。