Episode.5 DUAL FUSION
「おっ!勝利くんたちが戻ってきた!」
「バァカ………おせぇよ」
戦いを終えた仲間たちが俺たちふたりを出迎える。
俺は彼らのそばにバイクを止めてノエル共々バイクから降りる。
「お帰り。ノエルちゃん……」
「ただいまぁ………っ!」
降りるなり、ノエルは理緒に抱きついて涙を流す。
よほど心細かったんだな………
でも怪我してなくてよかった。
あとは…………!
「…………あいつらを倒すだけだよね」
背後にいるものたちを睨む。
俺たちを追いかけてきたアンゲロスたち。
しかも中央には“上位種”もいる。
「………アークアンゲロス………!」
“アークアンゲロス”。
それは、強い渇望を抱いたアンゲロスが突然変異を起こして進化した者たち。
ヴァイトップが進化を果たした、腹部のバックル………いや、“丹田”にあたる箇所に“純性テスラーコア”と呼ばれる機関を持っており、この純性テスラーコアを用いることでリヒトシュトロームを操ることができる。
………そう、俺がヴァルツに変身する前に変身していたコルプスと同じように。
しかし、血液の代わりにリヒトシュトロームが身体中に駆け巡っているため、アークアンゲロスはコルプス程度のスペックでは倒せない。
だが…………
「………今なら倒せる」
このヴァルツなら確実に倒せる。
ベーシックの時点で圧倒的なスペックを叩き出していたが、このディアマンテエモーションはその倍のスペックだ。
負けやしない。
「オォォォォォォォォォォ!!」
雄叫びをあげ駆け出すアークアンゲロス。
その姿は青い体表に二足歩行となったトカゲそのもの………というか、怪獣にしか見えない。
名付けるのであれば『リザードマンアークアンゲロス』だろうか。
「ここは、俺に任せてくれ………」
「ちょっ、勝利!?」
《アイン!バースト!》
俺はアインが使用していた槍『朱雀槍・アインランス』を召喚し構えると駆け出す。
さぁ、最後のひと仕上げだ!
「バァカ………おせぇよ」
戦いを終えた仲間たちが俺たちふたりを出迎える。
俺は彼らのそばにバイクを止めてノエル共々バイクから降りる。
「お帰り。ノエルちゃん……」
「ただいまぁ………っ!」
降りるなり、ノエルは理緒に抱きついて涙を流す。
よほど心細かったんだな………
でも怪我してなくてよかった。
あとは…………!
「…………あいつらを倒すだけだよね」
背後にいるものたちを睨む。
俺たちを追いかけてきたアンゲロスたち。
しかも中央には“上位種”もいる。
「………アークアンゲロス………!」
“アークアンゲロス”。
それは、強い渇望を抱いたアンゲロスが突然変異を起こして進化した者たち。
ヴァイトップが進化を果たした、腹部のバックル………いや、“丹田”にあたる箇所に“純性テスラーコア”と呼ばれる機関を持っており、この純性テスラーコアを用いることでリヒトシュトロームを操ることができる。
………そう、俺がヴァルツに変身する前に変身していたコルプスと同じように。
しかし、血液の代わりにリヒトシュトロームが身体中に駆け巡っているため、アークアンゲロスはコルプス程度のスペックでは倒せない。
だが…………
「………今なら倒せる」
このヴァルツなら確実に倒せる。
ベーシックの時点で圧倒的なスペックを叩き出していたが、このディアマンテエモーションはその倍のスペックだ。
負けやしない。
「オォォォォォォォォォォ!!」
雄叫びをあげ駆け出すアークアンゲロス。
その姿は青い体表に二足歩行となったトカゲそのもの………というか、怪獣にしか見えない。
名付けるのであれば『リザードマンアークアンゲロス』だろうか。
「ここは、俺に任せてくれ………」
「ちょっ、勝利!?」
《アイン!バースト!》
俺はアインが使用していた槍『朱雀槍・アインランス』を召喚し構えると駆け出す。
さぁ、最後のひと仕上げだ!