Episode.5 DUAL FUSION
「え、ナニコレ?どうすりゃいいの?
誰か説明して。マジワケワカメ」
バイクに変形した子犬。
しかもフロントカウルのデザインはバッタ。
狼とかケルベロスとかなら百歩譲ってわかるけど、バッタって………
動物から虫になってんじゃん!!
……あー、ダメだ。ツッコミが追いつかない!
「………ヒメは『カマラーダMarkⅡ』っていいますぅ~。よろしくですぅ~」
………は?
あ、あれぇ~………?
ついに耳が変になったかぁ?
なんか幻聴が……………なんか、バイクが喋ってる気がする。
「あのー?聞いてま」
「キィィィェェエエエエエエエ!!!!
シャベッタァァァァァァァ!!!」
ダメだ、もう限界だ!
俺の正気は完全に失われた!
「そんなに驚かなくても」
「マタシャベッタァァァァァァァァ!!!」
「だから」
「アァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
「勝利、うるさい」
「あ、ごめん」
ノエルの冷たい視線と共に我に返る。
……いかんいかん。
カツトシはね、テンション上がるとついやっちゃうんだ☆
………なーんて言ってる場合じゃないよね。
とにかくこのバイク………えーっと、『カマラーダMarkⅡ』だっけ。
さっきまでは飼うつもりはなかったが、この子がバイクだと分かれば話は別だ。
乗ってやろうじゃないの!
バイクに常備されているヘルメットをノエルに渡し、俺はエクスライザーを取り出す。
《リベル!》《アイン!》
「変身!」
《デュアルフュージョン!ヴァルツ!ディアマンテエモーション!》
《唸れ豪傑の拳!輝け宝珠の光!爆発させろその感情を!》
再び俺は新たな姿に変身するとこのバイクに跨がる。
そして、ノエルも俺の後ろに座り、手を俺の腰に回す。
うーん、最高だこの感覚。
どうせなら変身してないときにも………おっと、そんなこと言ってる場合じゃねぇか。
「ライダーが忍び込んだのか!探せぇぇ!」
洋館を離れていた奴らが戻ってきたのか。
さすがに騒ぎすぎたよな。
「ノエル、しっかり捕まってな!」
「うん!」
《アイン!バースト!!》
アインのカプセルを読み込ませ、氷の龍で窓際の壁を破壊しつつ、氷の道を作る。
「いたぞ!!」
やがてアンゲロスたちも俺たちのいる部屋に入ってくるが…………
「ハートのクイーンは返してもらったぜ!アデュ~~♪」
バイクのエンジンを吹かし、バイクを走らせる。
氷の龍による氷の道を駆け抜ける。
こうしてノエルは俺たちの元に帰ってきたのであった。
誰か説明して。マジワケワカメ」
バイクに変形した子犬。
しかもフロントカウルのデザインはバッタ。
狼とかケルベロスとかなら百歩譲ってわかるけど、バッタって………
動物から虫になってんじゃん!!
……あー、ダメだ。ツッコミが追いつかない!
「………ヒメは『カマラーダMarkⅡ』っていいますぅ~。よろしくですぅ~」
………は?
あ、あれぇ~………?
ついに耳が変になったかぁ?
なんか幻聴が……………なんか、バイクが喋ってる気がする。
「あのー?聞いてま」
「キィィィェェエエエエエエエ!!!!
シャベッタァァァァァァァ!!!」
ダメだ、もう限界だ!
俺の正気は完全に失われた!
「そんなに驚かなくても」
「マタシャベッタァァァァァァァァ!!!」
「だから」
「アァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
「勝利、うるさい」
「あ、ごめん」
ノエルの冷たい視線と共に我に返る。
……いかんいかん。
カツトシはね、テンション上がるとついやっちゃうんだ☆
………なーんて言ってる場合じゃないよね。
とにかくこのバイク………えーっと、『カマラーダMarkⅡ』だっけ。
さっきまでは飼うつもりはなかったが、この子がバイクだと分かれば話は別だ。
乗ってやろうじゃないの!
バイクに常備されているヘルメットをノエルに渡し、俺はエクスライザーを取り出す。
《リベル!》《アイン!》
「変身!」
《デュアルフュージョン!ヴァルツ!ディアマンテエモーション!》
《唸れ豪傑の拳!輝け宝珠の光!爆発させろその感情を!》
再び俺は新たな姿に変身するとこのバイクに跨がる。
そして、ノエルも俺の後ろに座り、手を俺の腰に回す。
うーん、最高だこの感覚。
どうせなら変身してないときにも………おっと、そんなこと言ってる場合じゃねぇか。
「ライダーが忍び込んだのか!探せぇぇ!」
洋館を離れていた奴らが戻ってきたのか。
さすがに騒ぎすぎたよな。
「ノエル、しっかり捕まってな!」
「うん!」
《アイン!バースト!!》
アインのカプセルを読み込ませ、氷の龍で窓際の壁を破壊しつつ、氷の道を作る。
「いたぞ!!」
やがてアンゲロスたちも俺たちのいる部屋に入ってくるが…………
「ハートのクイーンは返してもらったぜ!アデュ~~♪」
バイクのエンジンを吹かし、バイクを走らせる。
氷の龍による氷の道を駆け抜ける。
こうしてノエルは俺たちの元に帰ってきたのであった。