Episode.5 DUAL FUSION
「……………あの、ノエルちゃん?」
なにこの雑ないろちがいのワ○パチ?
俺にどうしろと?
「名前、ヒメにする」
「飼うこと前提ッスか!?」
いやいやいや!飼わない飼わない!
流石にノエルのお願いでも飼わないから!
こんな雑な『いろちがいワ○パチ』なんか!
て言うかどこで拾ってきた!?
「BATTOLERの招き犬。みんなで、飼う」
ノエルは子犬の頭を撫でながら微笑む。
……なんか役割も決めちゃってるけど、飼わないよ!?
「……だ、だからノエルちゃん、もといた所に」
「飼う」
「だから………」
「飼う」
「ノ」
「飼う」
「…………」
嗚呼、ダメだこれ………。
飼うこと以外頭にないやつだコレ。
首を縦に振るまでテコでも動かないやつだわコレ。
「あー!わかったわかった!!
飼うよ!飼うから早く行こう!」
「やった♪」
根負けした俺は、首を縦に振りこの子犬を飼うことを約束してしまう。
嬉しそうに笑うノエル。
その顔は屈託のない子供のようだ。
まさか………ノエルにこんな一面があろうとは。
「それじゃ…………」
いいかけた途端、子犬がノエルの胸元から飛び出して地上に降り待つ。
《Camarada Mark Ⅱ.In to be Action》
………夢でも見ているのだろうか?
頭の悪そうな子犬の口からネイティブ並の英語が放たれる。
………なにコレ?何が起こってんの?
その瞬間だった。
「うぉぉぉっ!?」
突如として子犬の体が大きくなり、背中からパックリと割れると“変形”。
まるで変形してロボットになる某有名映画を見ているようだ。
こちらの戸惑う暇すら与えず、子犬も変形する。
ロボットではなかったがなんと……………
「え…………ば、バイク!?」
緑のカラーリングに、ライダーの複眼をもした赤いランプ。
バッタを模したフロントカウルが目を引くが、形から言えばオフロードバイクだろうか。
なんというか、あれだ。
犬だと思って拾ってきたものがバイクって………
こんなのアリかよォォォォォ!!!
なにこの雑ないろちがいのワ○パチ?
俺にどうしろと?
「名前、ヒメにする」
「飼うこと前提ッスか!?」
いやいやいや!飼わない飼わない!
流石にノエルのお願いでも飼わないから!
こんな雑な『いろちがいワ○パチ』なんか!
て言うかどこで拾ってきた!?
「BATTOLERの招き犬。みんなで、飼う」
ノエルは子犬の頭を撫でながら微笑む。
……なんか役割も決めちゃってるけど、飼わないよ!?
「……だ、だからノエルちゃん、もといた所に」
「飼う」
「だから………」
「飼う」
「ノ」
「飼う」
「…………」
嗚呼、ダメだこれ………。
飼うこと以外頭にないやつだコレ。
首を縦に振るまでテコでも動かないやつだわコレ。
「あー!わかったわかった!!
飼うよ!飼うから早く行こう!」
「やった♪」
根負けした俺は、首を縦に振りこの子犬を飼うことを約束してしまう。
嬉しそうに笑うノエル。
その顔は屈託のない子供のようだ。
まさか………ノエルにこんな一面があろうとは。
「それじゃ…………」
いいかけた途端、子犬がノエルの胸元から飛び出して地上に降り待つ。
《Camarada Mark Ⅱ.In to be Action》
………夢でも見ているのだろうか?
頭の悪そうな子犬の口からネイティブ並の英語が放たれる。
………なにコレ?何が起こってんの?
その瞬間だった。
「うぉぉぉっ!?」
突如として子犬の体が大きくなり、背中からパックリと割れると“変形”。
まるで変形してロボットになる某有名映画を見ているようだ。
こちらの戸惑う暇すら与えず、子犬も変形する。
ロボットではなかったがなんと……………
「え…………ば、バイク!?」
緑のカラーリングに、ライダーの複眼をもした赤いランプ。
バッタを模したフロントカウルが目を引くが、形から言えばオフロードバイクだろうか。
なんというか、あれだ。
犬だと思って拾ってきたものがバイクって………
こんなのアリかよォォォォォ!!!