Episode.5 DUAL FUSION
────
「ここか………」
理緒の案内の下、たどり着いたのは姫矢市の郊外の森にある今は使われていない洋館だった。
俺たちはバイクを停め、バイクから降りると………
「懲りずに来たんだ」
早速お出迎えだ。
「優里香……!」
「悪いけど愛しのお姫様は返さないよ」
彼女………沖田 優里香の合図と共に現れる無数のアンゲロスたち。
まだこんな数のアンゲロスたちがいたのか。
俺たちはベルトを装着する。
「返す気がないのは知ってる。だから無理矢理でも取り返す!それだけだ……!」
《リヒト!》《ドゥンケル!》
《仮面ライダー1号!》《仮面ライダーW!》
《SET UP!》
《Loading………》
《Connecting……》
俺は起動したカプセルをホルダーに装填し、将さんはアンプルをベルトに装填。
勇騎さんはジュエルをバックルに嵌め、輝はカードをベルトにリード。
理緒は薔薇を象った指輪の花弁を回転させ、アルはベルトを装着し構える。
同じライダーなのに変身プロセスがこうも違うとは。
改めて仮面ライダーというものの世界の広さを思い知らされる。
「「「「「「変身!!」」」」」」
俺はホルダー内のカプセルをエクスライザーでスキャン、将さんはベルトのレバーを引き、勇騎さん、輝、理緒の3人はいわゆる変身ポーズをとる。
そして………
《デュアルフュージョン!ヴァルツ!ベーシック!》
《光と闇のマリアージュ!今こそ立ち上がれ最強のライダー!》
《クロスライド!ダブルサイクロン!》
《チェーンジッ!仮面ライダー!リベル!》
《Change:EIN!》
《Rose explosion》
《Change……Alpha》
それぞれの電子音と共に、俺はヴァルツに、将さんはクロスに、勇騎さんはリベルに、輝はアインに、そして理緒とアルも変身を遂げた。
「仮面ライダーローズ………!」
理緒の方は薔薇を象ったマスクとボディを持つライダー、ローズに変身する。
そしてアルはというとセンザンコウを思わせる姿のライダー……αに変身を遂げた。
自分で名乗ってる理緒……ローズはともかく、特訓してるときにも思ったがアルはあまり『α』と呼ばれることを好まない様子だった。
なんでもアル曰く『そう呼ばれていただけ』みたいで、俺も深くは聞けなかった。
しかし便宜上ここではアルの変身した姿を『α』と呼ばせて貰うことにする。
「おぉ………理緒の変身するライダー、イケてんじゃん」
「ふふっ、ありがとう勝利くん」
「アルのも……さっきもみたけどやっぱりスゲェ見た目だな………」
「……そんなこと言われてもあんまり嬉しくない」
「ですよねー……」
仮面越しにアルが膨れ面をしたように思えたので思わず苦笑する。
感情の起伏は乏しいが彼女も一人の少女。
クールビューティーな容姿に反してかわいらしい一面もあるようだ。
まぁ、もちろんこのイカツイ姿も関係してるのだろうけども。
「それじゃみんな、いこうか!」
士気をあげるように理緒の言葉に俺を含むライダーたちが頷く。
「さぁ………反撃開始といこうか」
「一丁仕事といくぜ!」
「さぁ………風の力、味わいな」
「……狩り、開始……!」
「オレ色に染めるぜ!!」
1人1人決め台詞をいうと俺たちは洋館目指して駆け出す。
そうはさせまいとアンゲロス軍団もこちらに迫ってくる。
こうしてノエルを巡るリベンジマッチが始まったのであった。
「ここか………」
理緒の案内の下、たどり着いたのは姫矢市の郊外の森にある今は使われていない洋館だった。
俺たちはバイクを停め、バイクから降りると………
「懲りずに来たんだ」
早速お出迎えだ。
「優里香……!」
「悪いけど愛しのお姫様は返さないよ」
彼女………沖田 優里香の合図と共に現れる無数のアンゲロスたち。
まだこんな数のアンゲロスたちがいたのか。
俺たちはベルトを装着する。
「返す気がないのは知ってる。だから無理矢理でも取り返す!それだけだ……!」
《リヒト!》《ドゥンケル!》
《仮面ライダー1号!》《仮面ライダーW!》
《SET UP!》
《Loading………》
《Connecting……》
俺は起動したカプセルをホルダーに装填し、将さんはアンプルをベルトに装填。
勇騎さんはジュエルをバックルに嵌め、輝はカードをベルトにリード。
理緒は薔薇を象った指輪の花弁を回転させ、アルはベルトを装着し構える。
同じライダーなのに変身プロセスがこうも違うとは。
改めて仮面ライダーというものの世界の広さを思い知らされる。
「「「「「「変身!!」」」」」」
俺はホルダー内のカプセルをエクスライザーでスキャン、将さんはベルトのレバーを引き、勇騎さん、輝、理緒の3人はいわゆる変身ポーズをとる。
そして………
《デュアルフュージョン!ヴァルツ!ベーシック!》
《光と闇のマリアージュ!今こそ立ち上がれ最強のライダー!》
《クロスライド!ダブルサイクロン!》
《チェーンジッ!仮面ライダー!リベル!》
《Change:EIN!》
《Rose explosion》
《Change……Alpha》
それぞれの電子音と共に、俺はヴァルツに、将さんはクロスに、勇騎さんはリベルに、輝はアインに、そして理緒とアルも変身を遂げた。
「仮面ライダーローズ………!」
理緒の方は薔薇を象ったマスクとボディを持つライダー、ローズに変身する。
そしてアルはというとセンザンコウを思わせる姿のライダー……αに変身を遂げた。
自分で名乗ってる理緒……ローズはともかく、特訓してるときにも思ったがアルはあまり『α』と呼ばれることを好まない様子だった。
なんでもアル曰く『そう呼ばれていただけ』みたいで、俺も深くは聞けなかった。
しかし便宜上ここではアルの変身した姿を『α』と呼ばせて貰うことにする。
「おぉ………理緒の変身するライダー、イケてんじゃん」
「ふふっ、ありがとう勝利くん」
「アルのも……さっきもみたけどやっぱりスゲェ見た目だな………」
「……そんなこと言われてもあんまり嬉しくない」
「ですよねー……」
仮面越しにアルが膨れ面をしたように思えたので思わず苦笑する。
感情の起伏は乏しいが彼女も一人の少女。
クールビューティーな容姿に反してかわいらしい一面もあるようだ。
まぁ、もちろんこのイカツイ姿も関係してるのだろうけども。
「それじゃみんな、いこうか!」
士気をあげるように理緒の言葉に俺を含むライダーたちが頷く。
「さぁ………反撃開始といこうか」
「一丁仕事といくぜ!」
「さぁ………風の力、味わいな」
「……狩り、開始……!」
「オレ色に染めるぜ!!」
1人1人決め台詞をいうと俺たちは洋館目指して駆け出す。
そうはさせまいとアンゲロス軍団もこちらに迫ってくる。
こうしてノエルを巡るリベンジマッチが始まったのであった。