「おーい……そろそろいいかー？」


「お、おう……」


なんかアルとのやり取りのせいで特訓しに来ていることをすっかり忘れていたような気がする。

ここに来る前にノエルの居場所を理緒たちが探してくれるとは言っていたが……大丈夫だろうか。


でも理緒たちがノエルの居場所を探してくれている間は俺も特訓できるという訳だ。


焦っていたって仕方はない。




「４人ともよろしく頼む！！」


俺は将さん、輝、勇騎さんにそれからアルにそれぞれ頭をさげると、貰った3つのカプセルを取り出す。

その中のアインカプセルとリベルカプセルがまるで共鳴するかのように淡い光を放っている。


多分この２つのカプセルで変身出来る。　



根拠はないけど、なんだかいけそうな気がする。




《リベル！》《アイン！》


「変身！！」


俺は２つのカプセルを起動し、ホルダーに装填すると俺は４人の元に駆け出すのであった。