Episode.5 DUAL FUSION
「メロンパン美味しかった。ありがと」
「俺の腕ごとむしゃむしゃしてましたけどねぇ!!」
痛いどころじゃねぇ。
右手が歯形だらけになってる。
アルの口から右手を引きずり出すと手を押さえる。
それを見て勇騎さんはせせら笑いながら、
「ハッ………お前、バカだなぁ。
アルはな、俺たちの中で一番の食いしん坊なんだ。
メロンパンをそのまま差し出したら手ごと持っていかれるに決まってんだろ?」
「どこの世界に人の腕ごとむしゃむしゃする食いしん坊がいるよ!?
どこの世界の常識だよ!」
「まぁ、見てろって」
そういうと勇騎さんは自分のバイクからコンビニ袋を持ってきた。
「ホラ、アル………。ソフトクリームもあるぜ~?」
コンビニ袋から取り出したのは、どこのコンビニでも売ってそうなプラスチックのカップに入ったソフトクリームだ。
ていうかこんな真夏にソフトクリーム買って放置してたからか溶けてはじめてるじゃねぇか。
「コンビニのソフトクリームならプラスチックのケースに入ってるからな。
それにソフトクリームはクリンとしたクリームのクリンとしたところをクリンと食べるもの!
持ち手は食べ」
「む し ゃ む し ゃ」
「むしゃむしゃされてるーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
今度は勇騎さんの悲鳴がこだました………。
「俺の腕ごとむしゃむしゃしてましたけどねぇ!!」
痛いどころじゃねぇ。
右手が歯形だらけになってる。
アルの口から右手を引きずり出すと手を押さえる。
それを見て勇騎さんはせせら笑いながら、
「ハッ………お前、バカだなぁ。
アルはな、俺たちの中で一番の食いしん坊なんだ。
メロンパンをそのまま差し出したら手ごと持っていかれるに決まってんだろ?」
「どこの世界に人の腕ごとむしゃむしゃする食いしん坊がいるよ!?
どこの世界の常識だよ!」
「まぁ、見てろって」
そういうと勇騎さんは自分のバイクからコンビニ袋を持ってきた。
「ホラ、アル………。ソフトクリームもあるぜ~?」
コンビニ袋から取り出したのは、どこのコンビニでも売ってそうなプラスチックのカップに入ったソフトクリームだ。
ていうかこんな真夏にソフトクリーム買って放置してたからか溶けてはじめてるじゃねぇか。
「コンビニのソフトクリームならプラスチックのケースに入ってるからな。
それにソフトクリームはクリンとしたクリームのクリンとしたところをクリンと食べるもの!
持ち手は食べ」
「む し ゃ む し ゃ」
「むしゃむしゃされてるーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
今度は勇騎さんの悲鳴がこだました………。