Episode.5 DUAL FUSION
「くっそぉぉぉぉぉぉぉ!!」
《エクスライザーバースト!》
実力の差は歴然。
最初から勝てる相手ではなかった。
それなのに俺は力比べなら勝てるかもと相手を侮り、その結果劣勢となっている。
穴があったら入りたい。
俺は自分の浅はかさを呪った。そして恥じた。
ヤケになった俺はせめてもの抵抗として必殺技を発動させ、右手にエネルギーを集中させ駆け出す。
「やれやれだぜ……」
複眼が赤く染まっているクロスが呆れたかのようにそう言った瞬間、視界が眩い光に包まれる。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
直後全身に走る激痛。
後で分かったのだが、仮面ライダーストロンガーの持つ『エレクトロファイヤー』という技にやられたのだ。
ストロンガーの力を受け継ぐクロスも使えるという訳だ。
そしてクロスの放ったエレクトロファイヤーをモロに受けた俺は体が痺れて動けずにいた。
そんな俺をクロスは………
《ライジングチャージャー!ライジングファイヤー!》
「ちったぁその頭冷やして…………
出直してこぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!」
顎に強烈な衝撃が走る。
脳が揺れる。アメコミよろしく俺の体が宙を舞う。
電撃を纏った強烈なアッパーカットを喰らったのだ。
「………ちっ、くしょぉぉ…………」
視界がペンキでもぶちまけたかのように真っ白になってゆく。
そして俺の意識はここで途切れたのであった。
《エクスライザーバースト!》
実力の差は歴然。
最初から勝てる相手ではなかった。
それなのに俺は力比べなら勝てるかもと相手を侮り、その結果劣勢となっている。
穴があったら入りたい。
俺は自分の浅はかさを呪った。そして恥じた。
ヤケになった俺はせめてもの抵抗として必殺技を発動させ、右手にエネルギーを集中させ駆け出す。
「やれやれだぜ……」
複眼が赤く染まっているクロスが呆れたかのようにそう言った瞬間、視界が眩い光に包まれる。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
直後全身に走る激痛。
後で分かったのだが、仮面ライダーストロンガーの持つ『エレクトロファイヤー』という技にやられたのだ。
ストロンガーの力を受け継ぐクロスも使えるという訳だ。
そしてクロスの放ったエレクトロファイヤーをモロに受けた俺は体が痺れて動けずにいた。
そんな俺をクロスは………
《ライジングチャージャー!ライジングファイヤー!》
「ちったぁその頭冷やして…………
出直してこぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!」
顎に強烈な衝撃が走る。
脳が揺れる。アメコミよろしく俺の体が宙を舞う。
電撃を纏った強烈なアッパーカットを喰らったのだ。
「………ちっ、くしょぉぉ…………」
視界がペンキでもぶちまけたかのように真っ白になってゆく。
そして俺の意識はここで途切れたのであった。