Episode.5 DUAL FUSION
「仕方ねぇ………!クウガさん!」
《仮面ライダークウガ!》
「ストロンガーさん!」
《仮面ライダーストロンガー!》
俺の攻撃を防ぎつつもアンプルをベルトにセットしていく。
フォームチェンジする気なのだろうが………
「させるか!」
「痺れる技、お借りします!変身!」
《クロスライド!ライジングチャージャー!》
フォームチェンジが完了する前に決着をつけなければ。
地面が陥没するくらいの勢いで地面を蹴り、クロスに迫るが時既に遅く、フォームチェンジが完了してしまう。
そしてクロスの複眼が緑に染まったかと思えば、俺の決死の攻撃が………すり抜けた!?
「なっ!?」
──いや、すり抜けたんじゃない。
感覚機能を強化し、俺の攻撃を全て見切った上で紙一重で避けているのだ。
だがそんな事にも気づけていない俺はただがむしゃらに攻撃を繰り出すもその全てを躱され、いなされてゆく。
「………なに焦ってやがる?
これじゃ特訓にもなんねぇだろ……!」
俺は、惨めだ。そして自分でも嫌になるくらいに情けない。
クロスもマスク越しに呆れ顔をしているのが分かる。
俺の、マスク越しの視界が滲んでゆくのが分かった。
《仮面ライダークウガ!》
「ストロンガーさん!」
《仮面ライダーストロンガー!》
俺の攻撃を防ぎつつもアンプルをベルトにセットしていく。
フォームチェンジする気なのだろうが………
「させるか!」
「痺れる技、お借りします!変身!」
《クロスライド!ライジングチャージャー!》
フォームチェンジが完了する前に決着をつけなければ。
地面が陥没するくらいの勢いで地面を蹴り、クロスに迫るが時既に遅く、フォームチェンジが完了してしまう。
そしてクロスの複眼が緑に染まったかと思えば、俺の決死の攻撃が………すり抜けた!?
「なっ!?」
──いや、すり抜けたんじゃない。
感覚機能を強化し、俺の攻撃を全て見切った上で紙一重で避けているのだ。
だがそんな事にも気づけていない俺はただがむしゃらに攻撃を繰り出すもその全てを躱され、いなされてゆく。
「………なに焦ってやがる?
これじゃ特訓にもなんねぇだろ……!」
俺は、惨めだ。そして自分でも嫌になるくらいに情けない。
クロスもマスク越しに呆れ顔をしているのが分かる。
俺の、マスク越しの視界が滲んでゆくのが分かった。