「貴方がたチームバルチャーの噂はかねがね承っておりました。

特に椿 勝利さん、貴方の実力は特に………」


「はぁ………」


「貴方の実力を見込んで１つ仕事の依頼を………」

チームバルチャーとして有名人にはなったものの、こういった仕事の依頼を正式に受けるのは初めてだ。

しかもチームバルチャーとしてではなく椿 勝利個人ときたもんだ。

俺は正直戸惑った。

仲間に相談すべきか………でもあいつらなら受けるべきっていうんだろうな。



「まぁ、立ち話もなんですから詳しくはここで」


俺が1人で悩んでいると来栖さんは近くの寂れたカフェを指差した。



「わかりました」

やっぱり怪しいが、とりあえず聞くだけ聞いてみるか。

俺は了承すると来栖さんと一緒に寂れたカフェへと向かった。