Episode.4 CROSS
「誰だ!?」
声が聞こえてきた方に顔を向ける。
敵の増援か?
ただでさえアンゲロスの群れに苦戦しているのに、こんな時に増援とか最悪だ………。
だがアンゲロスたちのリアクションも俺たちと同じものだった。
「何者だ!?」
声が聞こえてきた方に向かって叫ぶバットアンゲロス。
すると今度はコツンコツンという足音が聞こえた。
そして足音が次第に大きくなっている事からこちらに歩み寄ってくるのが分かった。
だが、その姿は夜の闇に溶けて見えない。
「何者かって?………ただの風来坊さ」
やがてぼんやりと人影が見える。
月の光が声の主を照らしてゆく。
そしてソイツが月下にその姿を晒した時、その姿が明らかになる。
天然パーマ気味の髪型に中肉中背の長身。
黒いジャケットに身を包み、黒いソフト帽をかぶっている。
「あんたは………!将!」
その姿を見た途端、アインは驚きの声をあげる。
「よぉ、久しぶりだな篠原……」
「輝、知り合いか?」
「あぁ、前に一度一緒に戦ったことがあるんだけど……」
軽いノリでアインに久しぶりという将という男。
リベルが知り合いかと訊ねるとアインは安堵した様子でそう答える。
……つまりはこの男も仮面ライダーで俺たちの仲間。そう考えていいんだな?
声が聞こえてきた方に顔を向ける。
敵の増援か?
ただでさえアンゲロスの群れに苦戦しているのに、こんな時に増援とか最悪だ………。
だがアンゲロスたちのリアクションも俺たちと同じものだった。
「何者だ!?」
声が聞こえてきた方に向かって叫ぶバットアンゲロス。
すると今度はコツンコツンという足音が聞こえた。
そして足音が次第に大きくなっている事からこちらに歩み寄ってくるのが分かった。
だが、その姿は夜の闇に溶けて見えない。
「何者かって?………ただの風来坊さ」
やがてぼんやりと人影が見える。
月の光が声の主を照らしてゆく。
そしてソイツが月下にその姿を晒した時、その姿が明らかになる。
天然パーマ気味の髪型に中肉中背の長身。
黒いジャケットに身を包み、黒いソフト帽をかぶっている。
「あんたは………!将!」
その姿を見た途端、アインは驚きの声をあげる。
「よぉ、久しぶりだな篠原……」
「輝、知り合いか?」
「あぁ、前に一度一緒に戦ったことがあるんだけど……」
軽いノリでアインに久しぶりという将という男。
リベルが知り合いかと訊ねるとアインは安堵した様子でそう答える。
……つまりはこの男も仮面ライダーで俺たちの仲間。そう考えていいんだな?