Episode.4 CROSS
──VALZ SIDE──
「ふははははは!どうしたどうしたァァァ!!」
「くっ………!」
増援に来たリベルとアインが苦戦を強いられている中、俺もまた飛行能力を持つバットアンゲロスに翻弄されていた。
バットアンゲロスは火球を放ちながら急降下、体当たりで俺を跳ね飛ばすと再び急上昇。上空から火球の雨を降らす。
《ドゥンケル!バースト!》
「ぐっ………!」
ドゥンケルカプセルをリードし、漆黒のバリアを生成すれば火球の雨を防ぐ。
しかし火球の威力は高く、バリアが破られるのも時間の問題だろう。
「一気に決着をつけてやる!はぁぁぁっ!!」
そしてバットアンゲロスはトドメと言わんがばかりに思いっきり空気を吸い込むと巨大な火球を吐き出す。
火球は太陽のように眩い光を放ちながら迫る。
「………ッ!」
バリアを解いて高速移動で回避するという手はあった。
だが眩い光に目が眩み、一瞬反応が遅れてしまった。
今からバリアを解いていては確実に命中するだろう。
だから……ここはバリアの強度に賭けるしかない!
俺は両脚と両腕に力を込める。
「ぐっ………!」
火球とバリアがぶつかりあう。
力は互角と言ったところか。
だが………
「ふははははは!どうしたどうしたァァァ!!」
「くっ………!」
増援に来たリベルとアインが苦戦を強いられている中、俺もまた飛行能力を持つバットアンゲロスに翻弄されていた。
バットアンゲロスは火球を放ちながら急降下、体当たりで俺を跳ね飛ばすと再び急上昇。上空から火球の雨を降らす。
《ドゥンケル!バースト!》
「ぐっ………!」
ドゥンケルカプセルをリードし、漆黒のバリアを生成すれば火球の雨を防ぐ。
しかし火球の威力は高く、バリアが破られるのも時間の問題だろう。
「一気に決着をつけてやる!はぁぁぁっ!!」
そしてバットアンゲロスはトドメと言わんがばかりに思いっきり空気を吸い込むと巨大な火球を吐き出す。
火球は太陽のように眩い光を放ちながら迫る。
「………ッ!」
バリアを解いて高速移動で回避するという手はあった。
だが眩い光に目が眩み、一瞬反応が遅れてしまった。
今からバリアを解いていては確実に命中するだろう。
だから……ここはバリアの強度に賭けるしかない!
俺は両脚と両腕に力を込める。
「ぐっ………!」
火球とバリアがぶつかりあう。
力は互角と言ったところか。
だが………