Episode.4 CROSS
その時………。
「「「!?」」」
突如、轟音と共に地面が揺れる。
「来た………!」
地面を割り天空を目指すように現れたのは輝と戦った時に現れたあの巨大アンゲロス……スネークアンゲロスだ。
だがその全長はあの時とは比べものにならないくらい大きい。
そして、上空に現れたのは……
右半身が人間が醜く変化した生身の体。
左半身が蝙蝠を模したロボットのような体。
両腕はコウモリの翼を思わせる形の翼。
腰にはベルトのようなものが巻かれており、そのバックルには宝石……ヴァイトップが埋め込まれている。
そう、こいつが空中戦を得意とする蝙蝠のアンゲロス………『バットアンゲロス』だ。
その数は6体。あの2人はいいとしても飛べないヴァルツにとって苦戦を強いられる相手なのは間違いない。
「待たせたな………!貴様は早くその女を連れて逃げろ……!」
バットアンゲロスのうちの一体がクイーンワスプアンゲロスを守るように立ちはだかると逃げるように促す。
「うん、ありがと……!」
先ほどとはうって変わって少しだけ悲しそうな顔をするクイーンワスプアンゲロス。
しかし踵を返すとそのまま飛び去っていった。
「ノエル!ノエルーーーーー!!」
《リヒト!バースト!》
高速移動を発動させ、クイーンワスプアンゲロスを追いかけるべく窓から飛び降りる俺。
しかし、そんな俺の目の前にも………
「行かせん!」
別個体のバットアンゲロスが立ち塞がる。
第二ラウンドとアイツは言いたいのだろうけど、俺にはこんなことやってる時間はないってのに……!
「「「!?」」」
突如、轟音と共に地面が揺れる。
「来た………!」
地面を割り天空を目指すように現れたのは輝と戦った時に現れたあの巨大アンゲロス……スネークアンゲロスだ。
だがその全長はあの時とは比べものにならないくらい大きい。
そして、上空に現れたのは……
右半身が人間が醜く変化した生身の体。
左半身が蝙蝠を模したロボットのような体。
両腕はコウモリの翼を思わせる形の翼。
腰にはベルトのようなものが巻かれており、そのバックルには宝石……ヴァイトップが埋め込まれている。
そう、こいつが空中戦を得意とする蝙蝠のアンゲロス………『バットアンゲロス』だ。
その数は6体。あの2人はいいとしても飛べないヴァルツにとって苦戦を強いられる相手なのは間違いない。
「待たせたな………!貴様は早くその女を連れて逃げろ……!」
バットアンゲロスのうちの一体がクイーンワスプアンゲロスを守るように立ちはだかると逃げるように促す。
「うん、ありがと……!」
先ほどとはうって変わって少しだけ悲しそうな顔をするクイーンワスプアンゲロス。
しかし踵を返すとそのまま飛び去っていった。
「ノエル!ノエルーーーーー!!」
《リヒト!バースト!》
高速移動を発動させ、クイーンワスプアンゲロスを追いかけるべく窓から飛び降りる俺。
しかし、そんな俺の目の前にも………
「行かせん!」
別個体のバットアンゲロスが立ち塞がる。
第二ラウンドとアイツは言いたいのだろうけど、俺にはこんなことやってる時間はないってのに……!