Episode.4 CROSS
「くそッ……!」
双眸の赤い複眼………『コンパウンドアイズ』が過剰な光をシャットアウトしてくれたおかげで目がくらむことはなく、すぐさま立ち上がると再び部屋の中へ。
クイーンワスプアンゲロスは羽を広げ今まさに飛び立たんとしている所だった。
「逃がすか!」
俺は駆け出すと羽を高速振動させて浮遊した彼女の腕を掴もうと手を伸ばす。
しかし、羽が起こす突風に邪魔され、伸ばした手は風を切る。
「ふふふ……じゃあね~」
そして彼女は壊した窓から空へと飛び立っていった。
…………が、
「にがさねぇぜ!!」
彼女………クイーンワスプアンゲロスに立ちはだかる2つの影。
月光をバックに立つその姿は…………
「輝!!」
そう、アイン・スザクフォームへと変身した輝と………
「俺もいるぜ?」
何やらゴツい鎧を身に纏ったエグゼイド………後から聞いた話だとエグゼイド・マキシマムゲーマーレベル99というらしい………に変身した勇騎さんだった。
双眸の赤い複眼………『コンパウンドアイズ』が過剰な光をシャットアウトしてくれたおかげで目がくらむことはなく、すぐさま立ち上がると再び部屋の中へ。
クイーンワスプアンゲロスは羽を広げ今まさに飛び立たんとしている所だった。
「逃がすか!」
俺は駆け出すと羽を高速振動させて浮遊した彼女の腕を掴もうと手を伸ばす。
しかし、羽が起こす突風に邪魔され、伸ばした手は風を切る。
「ふふふ……じゃあね~」
そして彼女は壊した窓から空へと飛び立っていった。
…………が、
「にがさねぇぜ!!」
彼女………クイーンワスプアンゲロスに立ちはだかる2つの影。
月光をバックに立つその姿は…………
「輝!!」
そう、アイン・スザクフォームへと変身した輝と………
「俺もいるぜ?」
何やらゴツい鎧を身に纏ったエグゼイド………後から聞いた話だとエグゼイド・マキシマムゲーマーレベル99というらしい………に変身した勇騎さんだった。