Episode.4 CROSS

──VALZ SIDE──


「……だーかーらぁぁぁぁぁぁ!
そんな変な事考えてないって!!」


「うっそだ~~~!」


ノエルたちが寝室に上がって30分。

『オトナの時間』は依然として続いていた。


流石に……いい加減にそろそろ解放して欲しい。


俺………椿 勝利ももはや体力の限界だ。


よくよく見てみれば勇騎さんも、輝も、孟も、亨多もみんなカウンターに突っ伏して寝ているじゃねぇか。



ていうかこいつら、よくこんな所で寝ていられるな!




「じゃあボクとノエルちゃんがエッチしてる姿でも」


「考えるか!!」


「ほ ん と う は ?」


「………ノエルちゃんに白スクとニーソックスを着させてですね、ローションまみれにしたあとおトイレを我慢させてですね………。

ウェヘヘヘェウェヘッウェヘッ………。



design





………って何言わせんだコラ!!」


「煩悩丸出しじゃん」


「ちげぇ!!!」



………あーもうダメだ、キリがない。

誰かヘルプミー!!





そんな時だった。








───ドォォォォォォォォン!!




「「「「!?」」」」


普段聞きなれてない爆音。

それも起こるはずのない場所………ノエルたちがいる部屋からだ。



何故だろうか。すごく嫌な予感がする。



俺は考えるよりも早くノエルたちのいる部屋へと駆け出した。
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