Episode.4 CROSS
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自己紹介を終え、うちの店に飛び込んできた女の子……優里香と打ち解けた俺たちはトランプをしたり、理緒特製のココアを飲んだりして遊んでいたら時が経つのははやいもので、ふと時計を見ると時計は22時を指していた。
こりゃもう寝る時間だな。
ノエルや優里香もいるし。
「もうこんな時間かぁ………優里香ちゃんもノエルちゃんももう寝ないと」
「え~……もうちょっといいでしょ~!」
「私も、もうちょっと起きてたい……」
理緒が2人に寝るようにいうと優里香は駄々をこね始め、ノエルも席を立とうとしない。
「ほら、駄々こねないの。
2人とももう寝るよー?」
うーむ、なかなか微笑ましい光景である。
これじゃ理緒がお母さんで優里香とノエルが子供のようだ。
なんていうか………このやりとりをずっと見ていたい。そんな気がする。
「「はぁーい………」」
「おやすみなさーい………」
「おやすみ…………」
しかし、子供2人は物分かりがいい方だったようで素直に理緒に従い、二階の部屋へと向かってゆく。
ちょっと残念。もっと駄々こねてもよかったんだよ?………なんてな。
「………で、なーんで勝利くんはさっきからニヤニヤしてるのかなー?」
「べ、別にっ」
ジト目で俺を見つめる理緒。俺はニヤけるのを止め、目を逸らす。
「またノエルちゃんでエッチな事考えてたんじゃないのー?」
「か、考えてない!ていうかまたってなんだよ、またって!」
理緒はジト目のまま俺の顔を覗き込んでくる。
つーか理緒はすぐにアッチのネタに走るな!
………という訳でオトナの時間……もとい理緒の追及はしばらく続くのである。
自己紹介を終え、うちの店に飛び込んできた女の子……優里香と打ち解けた俺たちはトランプをしたり、理緒特製のココアを飲んだりして遊んでいたら時が経つのははやいもので、ふと時計を見ると時計は22時を指していた。
こりゃもう寝る時間だな。
ノエルや優里香もいるし。
「もうこんな時間かぁ………優里香ちゃんもノエルちゃんももう寝ないと」
「え~……もうちょっといいでしょ~!」
「私も、もうちょっと起きてたい……」
理緒が2人に寝るようにいうと優里香は駄々をこね始め、ノエルも席を立とうとしない。
「ほら、駄々こねないの。
2人とももう寝るよー?」
うーむ、なかなか微笑ましい光景である。
これじゃ理緒がお母さんで優里香とノエルが子供のようだ。
なんていうか………このやりとりをずっと見ていたい。そんな気がする。
「「はぁーい………」」
「おやすみなさーい………」
「おやすみ…………」
しかし、子供2人は物分かりがいい方だったようで素直に理緒に従い、二階の部屋へと向かってゆく。
ちょっと残念。もっと駄々こねてもよかったんだよ?………なんてな。
「………で、なーんで勝利くんはさっきからニヤニヤしてるのかなー?」
「べ、別にっ」
ジト目で俺を見つめる理緒。俺はニヤけるのを止め、目を逸らす。
「またノエルちゃんでエッチな事考えてたんじゃないのー?」
「か、考えてない!ていうかまたってなんだよ、またって!」
理緒はジト目のまま俺の顔を覗き込んでくる。
つーか理緒はすぐにアッチのネタに走るな!
………という訳でオトナの時間……もとい理緒の追及はしばらく続くのである。