Episode.4 CROSS

「………!」


3体のジャガーアンゲロスが高速移動を発動。

俺たちの眼前から姿を消した。



「しまった!」


俺たちはなんとか着地すると、攻撃に備えるが…………。



「うぉっ!?」


「ぐっ!」


「………っ!」


超高速での攻撃を食らった俺たちの体は宙を舞う。

しかし………




《リヒト!バースト!》


《Leg Change:Sonic!》


《チェーンジ!仮面ライダードライブ!》

《Drive!Type Speed!》

《Spe Spe Speed!》


空中で体制をたてなおした俺たちはそれぞれ高速移動を発動。

着地すると、先に高速移動していたジャガーアンゲロスたちに追いつく。



《ヴァルツクロー!》


「「「うおぉぉぉぉぉぉ!!」」」


俺はエクスライザーをヴァルツクローに変形させ、アインはアインセイバーを携えて、そしてこの間のドライブ・タイプフォーミュラとはまた違う赤いドライブ……ドライブ・タイプスピードとなったリベルはハンドルのついた剣、ハンドル剣を携えてそれぞれジャガーアンゲロスと対峙する。

高速下で刃と刃がぶつかるたび、火花が飛び散る。



《ターン!ターン!Uターン!ドリフトカイテーン!!》


ドライブはハンドル剣のハンドルを操作しながらジャガーアンゲロスの剣戟を捌いてゆく。

そしてドライブは大回転しながら3体のジャガーアンゲロスを切り裂く。

火花を散らしながら吹っ飛ばされるジャガーアンゲロス。



《チェーンジ!仮面ライダー!リベル!》


「さっすが勇騎!やるじゃねーか!」


「はぁ………お前に呼び捨てにされるとホント調子狂うわ………

まぁいいや、行くぞお前たち!」


「「おう!!」」


ドライブからリベルへと戻った勇騎さん。

リベルの指示の元、俺たちは必殺技の構えをとる。

これで終わりだ、アンゲロス!
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