Episode.3 EIN

「あ、そうそう。前から思ってたんだけど……君、誰かに似てるって言われない?」


急にはしゃぐのをやめると理緒は思い出したかのようにそういう。



「それ俺も思った」


「何さ急に………」


「変身って叫んでみてよ」


「これ付けてな」


そう言って輝が渡してきたのは黄色と黒のバックルが特徴的な仮面ライダーの変身ベルトのおもちゃだった。 

えーっとこれなんだっけ?



「まぁいいけど………」


《JUMP!》

《AUTHORIZE》


「変身ッッ!!」


《PROG-RISE!》

《飛び上がライズ!ライジングホッパー!!》

《A Just to the sky to turns to a rider kick》


カードキー型のアイテムのボタンを押し、キーを開くとバックルに装填し決めポーズ。


そして2人の方を見やる。




「………どう思う?」

「うーん…………」


理緒の言葉に渋い顔をする輝。






そして…………






「「なんか違う」」


「おい!!」


なんでやらせた!?
ていうかこの一連の流れいる!?
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