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公安に出戻りして早１週間…
仕事は相変わらず資料のファイリングや報告書の山々を片付ける毎日。


けれど少し変わったといえば、あれから秀一さんとは良く飲むようになった。
昔の事を知っているのに何も変わらず、接してくれる存在の1人。それと…



「はぁ…」



ミヤビは自分のデスクを見てため息が自然と溢れた。
１週間経ったけど…経ったけどさ…


デスクの上にはシュレッダーに掛けられた紙屑の山が床や椅子にまで、これでもかと思うぐらい散らかっている。
確か昨日は水で溢れかえって居た気がする…



「よいしょっと…」



ミヤビはゴミ袋に散らかった紙屑を片付ける。床も箒で掃除する。
今まで紙屑の山でデスクが見えてなかった為気が付かなかったが
黒インクのマジックで殴り書きされた文字が見えた



“尻軽ばばあ”



……。
これって器物損害になるんじゃないの？
私に損害賠償請求きたらどうしてくれるのさ
全く。コレ除光液で消えるかな…
でもやるとしても皆が帰った後じゃないと換気とかできないし