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コンコン



「失礼します」

「待って居たよ龍咲くん。
僕はこの日をどれだけ待ち望んだことか」

「有難う御座います。鷹瀬管理官」



朝早くに呼び出して済まなかったね。と微笑み掛けるのは超モテまくる、鷹瀬 和也管理官
今この警察組織の中の女性の大半は彼の虜であろう。
そして、そのもう半分は…



「失礼します、お呼びでしょうか？鷹瀬管理官」

「グットタイミングです…降谷くん。彼女今日から
貴方の部下に成りますので、宜しくお願いしますね？」

「えっ？！…。分かりました。要件はそれだけですね？失礼します」



そう…公安の王子こと、降谷 零。今じゃこの2人を知らない警察官は居ない。特に女は…
ミヤビも鷹瀬管理官に頭を下げ彼の後を追う



「……。なぜ戻って来た？」

「ヒーローが恋しくて…なーんてね」

「そんな事の為に戻って来たのか！？」

「冗談です。そんな怖い顔しないで下さい」



こんなやり取りするのも久しぶりだなあ…。
私は嬉しかったりするのだが、彼はそうじゃないらしい。寧ろ拒んで居た。あの日からずっと