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「お前、最近機嫌がいいな…
何か良い事でもあったのか？」

「え…あー、いい事と言うか、何と言うか…
最近降谷と話が出来て。と言っても距離は相変わらずだけど」

「成る程。やはり降谷君絡みか」



秀一さんはバーボンを飲みながら横目でミヤビを見る。
この人って何でこんなに色気あるんだろ…
不意に色気を放って来るから毎度毎度心臓に悪い

これでときめかない女など居ないだろう
私も降谷と出会っていなければ、落ちていただろうな…



「お前は相変わらず、降谷君に一筋だな」

「どうせ未練がましい御婆さんですよ…
公安に戻って来たのだって…」

「降谷君が羨ましいな…いや、寧ろ妬ましい」

「秀一さん程の人なら女には困らないじゃないですか…」



降谷と屋上で話をしてから数週間経った。
それからは挨拶程度の会話しかしてないものの
ミヤビは満足していた。