ささやかな喜び
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
昼休みになり、ミヤビの仕事もひと段落したので
昨日作った海老とセロリのドーナッツを
渡しにミヤビは、降谷を探しに出た。
まだ少し外は冷んやりとした風が吹いている。でも春は近い…こんな時期は決まって、降谷は屋上にいる。
錆ついて動きが悪い鉄のドアを開けると、お目当ての人は鉄の柵に腕を着き、景色を眺めて居た
「あ、居た居た…」
「何か用か?…ん?もしかして…」
「犬並みの嗅覚だよね、昔っからさ…。
この前の報酬です。有り難う御座いました」
「毎日遅く帰っても良いぞ。なんなら泊まって行っても良い。その代わり報酬は倍だかな」
降谷ってこのドーナッツを作った時だけは、本当に犬並みにの嗅覚なんだよね…。
それ以外は人並みなのに、よっぽど気に入ったのだろうか…。それはそれで、嬉しいけども
「そんなに好きならレシピ持って来ようか?…」
「記録しているのか?」
「うん、そーゆーの昔から好きだったし…」
「そう言えばそうだったな…。一度見て見たい」
この感じは久しぶりだ。あの日以来から降谷とは会話と言える様な会話がなかった。
お互い一線を引きながらも、今こうして降谷と話が出来ている事が何よりも嬉しい…
高まりつつある体温を、外の風が少しずつ冷やしてくれてるみたいで、心地良かった
昼休みになり、ミヤビの仕事もひと段落したので
昨日作った海老とセロリのドーナッツを
渡しにミヤビは、降谷を探しに出た。
まだ少し外は冷んやりとした風が吹いている。でも春は近い…こんな時期は決まって、降谷は屋上にいる。
錆ついて動きが悪い鉄のドアを開けると、お目当ての人は鉄の柵に腕を着き、景色を眺めて居た
「あ、居た居た…」
「何か用か?…ん?もしかして…」
「犬並みの嗅覚だよね、昔っからさ…。
この前の報酬です。有り難う御座いました」
「毎日遅く帰っても良いぞ。なんなら泊まって行っても良い。その代わり報酬は倍だかな」
降谷ってこのドーナッツを作った時だけは、本当に犬並みにの嗅覚なんだよね…。
それ以外は人並みなのに、よっぽど気に入ったのだろうか…。それはそれで、嬉しいけども
「そんなに好きならレシピ持って来ようか?…」
「記録しているのか?」
「うん、そーゆーの昔から好きだったし…」
「そう言えばそうだったな…。一度見て見たい」
この感じは久しぶりだ。あの日以来から降谷とは会話と言える様な会話がなかった。
お互い一線を引きながらも、今こうして降谷と話が出来ている事が何よりも嬉しい…
高まりつつある体温を、外の風が少しずつ冷やしてくれてるみたいで、心地良かった