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「悪い！遅れた…はぁ、はぁ」

「走って来たの？…
そんなに慌てなくても良かったのに」

「俺から誘ったのに、それはマズイだろーがよ」



ミヤビはふふっと微笑むと、黒羽は頬を赤らめる。
そこに安室さんからコーヒーを貰い、黒羽の注文を聞いていた


ミヤビの目の前に現れたのはこの前助けた怪盗キッドの黒羽快斗だ。
別れ際にお礼がしたいと言われミヤビは断ったのだが余りにもしつこいので、ミヤビが折れた。

後で連絡するから！と言う名目で番号とアドレスを教える羽目になった



「お、そーだ。コレお礼なんだけどよ…
貰ってくれるか？」

「あら、そんなに気を遣わなくていいのに。
ありがとう。受け取っておくわ」

「おう！」



黒羽はミヤビが笑顔で受け取った為か、子供の様な笑顔を見せる。
高校生だもんね。若いわあ…羨ましい