．



「チッ！撃って来やがったか
…流石にこの暗闇じゃ撃てない…」



ミヤビが持っているスコープも通常の物の為こう暗闇ではどうしようもない。
撃ってくる場所は分かるのに！どうしたら…



「大体の位置が見えればいいんだよな？
…見逃すなよ！！」



安室さんの声が聞こえたと思う瞬間、爆発が起きジン達がのっているオスプレイの姿が映し出された。


なるほど！先程解体した爆弾を使って…
流石安室さん。頭がキレる
でもこれでジン達は攻撃をされてると思うはず。チャンスは一度きりだ。集中！



「見えた！いくよ、お姉さん！赤井さん！
行ッッッけーーー！！！」

「「あぁ」」



コナン君は安室さんの爆弾で姿をつかみ、キック力上昇ジュースに花火入りのサッカーボールを一度オスプレイの機体に当たり、跳ね返ったボールは綺麗に花火が咲いた


近くで花火が上がった為、オスプレイは爆発の振動で揺れる。標的であるローターの結合部分がよく見えた



「落ちろ！」



ミヤビと赤井さんはほぼ同時に射撃し、見事命中。
オスプレイはバランスを崩した
それでも諦めないのか、車軸を狙い撃ち続けてくる



「くそ！これじゃ車軸がもたない！」



ミヤビは何か策は無いのかと考えるがいい案が浮かばない。
ふと哀ちゃんの声が聞こえた気がした。嫌な予感がする！ミヤビは哀ちゃんの元へと急ごうとすると、目の前にはキュラソーが立って居た



「キュラソー！だめよ此処に居たらジンに見つかってしまう！」

「ミヤビ、ありがとう。貴女と話せて良かった」

「だめよ！キュラソー！戻って来て、キュラソー！」



キュラソーはミヤビに最後微笑むと、観覧車から海へとダイブする
ミヤビも後を追おうとするが、赤井さんに肩を掴まれ止められた



「いくら君でも、この高さは無理だ」

「くそ！キュラソー…なんで、どうしてなんだよ！」