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ミヤビが動き始めると同時に弾丸がミヤビを襲う。そそのまま、食い付いて来い！
暫くミヤビは囮となり、頃合いを見定めて
ライルバックに入れていた人型の人形を取り出し、スイッチを押し、瓦礫とともに海へと投げた。



「なんとか上手くいったかな…」



ジン達は瓦礫と共に落ちていったのがキュラソーだと思ったのかそれ以来攻撃はしてこなくなった。ミヤビは念のため髪を縛り１つ結びをし、ライルバックからライフを取り出し
彼らの元へと急いだ



「そのライフルは飾りですか！」

「安室さん！」

「反撃の方法はないのか、FBI！」

「有るに有るが暗視スコープがおしゃになってしまって。使えるのは予備で持っていたのは通常のスコープのみ…これじゃどデカい鉄の闇夜のカラスは撃ち落とせんよ」



彼らの話し声が聞こえる。居場所はこっちか！
ミヤビは肩にライフルを掛け声のする方へと目指す。
瓦礫を登り終わったところで、彼のトレードマークと言っても過言では無い黒いニット帽が見えた



「彼女が居れば、落とせるかもしれんが…」

「姿が見えるだけじゃだめなの？」

「あぁ。結合部分を狙えば行けると思ったのだか、どうやら俺が思っていたよりも硬くてなぁ…2発打ち込めればいいのだが、この状況で2発は無理だ」

「それでもFBIか！」

彼等は万事休すの様にうな垂れていた。
ミヤビはそんな彼の肩を叩いた



「呼びました？赤井さん」

「ほぉー。生き延びていたとわな」

「勝手に殺さないでくださいよ」



ミヤビの思っていない登場に3人は希望の光を見出していた。
赤井さんにやれるな？と言われれば、勿論です。伊達に動体視力鍛えてませんので。と答えればふっと笑われた