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それになっと言っても、あの赤井さんが！！
あの赤井さんがちゃんと出てくれた映画！！
こっちに来てから赤井さんに会えず仕舞い…


今は沖矢昴として生きているけれど、きっと工藤邸で。
安室さんがポアロで働いてるし、なにより、
さっきのパン職人男が出て来てるって事は
緋色編は終わってるんだろうし…



「悪夢かぁ
…もし悪夢だったらキュラソーは助けたいなあ…」



よし！念には念をって事でミヤビは地下へ足を向ける。
せっかくなのでヨガをして体を温める。
充分に解れた所で射撃場に向かい、弾を確認しピストル構える


パン！パン！パン！


と5回引き鉄を引く。



「だぁー！！やってなかったからズレてるし…」

こりゃ、鍛え直しだな
ミヤビは的の近くまで行き、若干のズレを気にして居た。
前までは5発ともドンピシャで1ミリもズレた事がないのだが…
少し怠けてたからなあ…いかんいかん。


それからミヤビは、射撃を満足するまで行い
その後はサンドバッグをトレーニンググローブをはめて打ち続ける。



「はぁ、良い時間だった！」



ミヤビは道具達を一式片付け
エレベーターで上に上がりシャワーを浴びる。