．


あれ？さっきまで女子高校生と話ししてなかったっけ？？とテーブルにはお客さんはいなく、ミヤビだけとなっていた。

閉店する時間なのかな。と時計を見ると18時を過ぎていた



「まだ閉店じゃないですよ」

「良かった。もう少し居たかったので」

「！…コーヒーお持ちしますね」



安室さんの言葉に少しホッとし、笑顔を向けると安室さんの少し驚いた顔が瞳に映る。
あら？私なんか変な事言ったかな？


安室さんは新しいコーヒーを淹れて、サービスです。とハムサンドを出してくれた



「え？ 良いんですか？頂いてしまって…」

「はい。自信作なんです。宜しければ召し上がって下さい」



と営業スマイルを食い、ドキッとしてしまう。正直食べて見たかった。
安室さんの手作りハムサンド、でも頼みづらかったのだ…
本当はめちゃくちゃ食べたかったよ！



「とっても美味しいです」

「ありがとうございます」



わぁ…。もう安室さん癒しだわ
暫く通おうかなあ。その笑顔可愛いし
コーヒーも、ハムサンドも美味しいし家からもそんなに遠くないし…。うん、通おう！

なんて安室さんの後ろ姿を見ながら考えて居た