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「だから、やらせないって！！！」



ミヤビは呼吸を荒くしながらも紅月で太刀を振り
何とか危機一髪で敵の攻撃を逸らした。
それでもアキヒロとタカキを繋ぐドッキング部分は今にも外れそうになっている



「ミヤビさん！」

「タカキ、無事なんだね？！」

「はい！僕は大丈夫です」



よかったあ…。
とりあえずタカキには傷がないみたいで安心する


敵は諦めずにまたミヤビに攻め続けて来た
ミヤビは何とか攻撃をかわすが
意識がはっきりしない分、避けきれず当たってしまう


くそ…これじゃこっちが保たないよ…
何とかしないと…！！



「ミヤビから離れろー！！！！」

「ミヤビ！！」

「この声は、ラフタ！アジー！」



ミヤビは応援が来てくれた事にホッとし
ラフタは三日月の所に向かい、アジーはミヤビと戦っていた
モビルスーツと交戦をしてくれている


ミヤビは紅月との開放を閉じ、暫く動けづにいると、赤と青の信号弾が光っていた
敵はその信号弾を見ると、撤退していった



「はぁ、はぁ、はぁ…頭が割れるっ！」

「ミヤビ！おい！」

「アキヒロ…っごめん
…イサリビまでっ…運んで…くれる？」

「あぁ！直ぐ連れていってやるから、死ぬな！」



ミヤビは死なないよ。と小さくこぼし
アキヒロにイサリビまで連れていってもらった