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「火星を出る時から、ミヤビ様子が変だった。でも俺以外の人と話す時はいつも通りなのに…
俺が声をかけたりすると、いつも驚いて逃げようとする…どうして？」

「そ、それは……」



たまに誰かに見られてる気はしていたのだが、今の三日月の話しで合致が言った。
私が三日月に声をかけられて、ドキっとするのも、三日月が他の人と話してたり、楽しそうにしてるのを見ると、胸が張り裂けそうになるのも、正直私には分からなかった



「俺には言えない事なの？」

「ちがっ！！…そうゆうんじゃなくて…」

「じゃ、何？」



三日月はミヤビが話してくれないとわかるとムッとした表情に変わり、ミヤビの目に三日月の怒った表情が写り込む。
ミヤビは三日月から目線をそらした



「言えないんだったら、言わなくていい。
だけど避けられ続ける俺は、あまりいい気分ではないよ」



三日月はミヤビにそう告げると整備室から出て行ってしまった。
ミヤビはその場にしゃがみ込む事しか出来なかった