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「バルバトス、どう？おやっさん」

「おぉ？ミヤビ式は終わったのか？」

「元々、私は出るつもりなかったから…」

「そうか。バルバトスは、見ての通りだ」



ミヤビは一通りの買い物を済ませると、バルバトスを整備して居るおやっさんの元へ向かったが…テイワズの整備長が1人で興奮しながら行って居て、あの中に入っていける勇気は誰もなかった



「それにしてもよぉ、紅月も修理やってくれるとは思ってなかったぜ」

「んー。そうだね……。」



実は皆に話して居ないことがある。歳星に付いてから暫くした後、テイワズのボス、マクマード・バリストンの使いがミヤビに来て居た


ミヤビはその使いに案内されるがままについていくと、使いのものはノックをして扉を開けた。
そこには案の定、マクマード・バリストンが葉巻を吸いながら座っている



「ほぉ。なかなかじゃないか」

「お話というのは、何でしょうか？」

「まあ、そう構えるな。
おまえのモビルスーツ、ガタがきてるって言うじゃねぇか。ウチで治していくといい。」



ミヤビは話ができすぎて居る気がして、じっと前に座って居るマクマードを見つめた。

マクマードは、その目嫌いじゃないな。と一言呟く。



「ちょうど若い奴のモビルスーツも見ることになってる。
一つ増えたところで何もかわらねぇよ」

「……。見返りは？紅月を修理した見返りは何を望む？」

「あはは。流石というべきか…
なーに、大した事じゃねぇがな」


ミヤビは昨日の出来事を思い出して居ると、おやっさんが心配そうな顔おして、覗き込んでいた



「ああ。ごめんね…ぼーっとしちゃた」

「大丈夫か？」



ミヤビはおやっさんに笑顔を向けると、紅月の方見て来る！といい走って行った