寄り添うかたち
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「生き残った私は毎日実験させられた。ICチップと紅月に組み込んである脳をリンクさせる為に、ICチップの威力が弱いって分かると、どんどん埋め込まれたよ。コレがその時の傷なの」
ミヤビは、綺麗な飴色の髪をかきあげ、左耳の辺りを2人に見せた。そこには大きな傷跡が残っていた。その傷跡は竜の様に見えた。ミヤビは話を続ける
「結果的にはシンクロまでは行かなかったけど、実験のせいで私は紅月とのリンクを集中すると
リミッターを外す、私は解放って言ってんるだけど。それができる様になったの」
「リミッターって何だ?」
アキヒロは理解しようと目を閉じながら、頭を掻いている。
「リミッターって言うのはね、さっきの人には使っていない脳が沢山あるって言ったでしょ?その部分を一時的に使える様になる事だよ。
ただ使いすぎると脳に負荷がかかって死んじゃうんだけどね。阿頼耶識もついてるからちゃんと考えないといけないんだけど…
でもね、リミッターを解放すればさっきみたいに、爆発的に強くなれる。何となく理解してもらえたかな?」
アキヒロはミヤビの元へ歩き、抱き寄せた
三日月も背中から抱きしめてきた
「俺はヒューマン・デブリで、正直良い思いなんてしてこなかったが
お前はもっと辛かったんだな…」
「難しい話はよく分かんないけど、ミヤビが沢山嫌な思い、悲しい思いしたのは
良く分かった。ミヤビは絶対に守る!」
「アキヒロ、三日月…。ありがとう…」
ミヤビは2人に抱きしめられたまま、泣き崩れた。
「生き残った私は毎日実験させられた。ICチップと紅月に組み込んである脳をリンクさせる為に、ICチップの威力が弱いって分かると、どんどん埋め込まれたよ。コレがその時の傷なの」
ミヤビは、綺麗な飴色の髪をかきあげ、左耳の辺りを2人に見せた。そこには大きな傷跡が残っていた。その傷跡は竜の様に見えた。ミヤビは話を続ける
「結果的にはシンクロまでは行かなかったけど、実験のせいで私は紅月とのリンクを集中すると
リミッターを外す、私は解放って言ってんるだけど。それができる様になったの」
「リミッターって何だ?」
アキヒロは理解しようと目を閉じながら、頭を掻いている。
「リミッターって言うのはね、さっきの人には使っていない脳が沢山あるって言ったでしょ?その部分を一時的に使える様になる事だよ。
ただ使いすぎると脳に負荷がかかって死んじゃうんだけどね。阿頼耶識もついてるからちゃんと考えないといけないんだけど…
でもね、リミッターを解放すればさっきみたいに、爆発的に強くなれる。何となく理解してもらえたかな?」
アキヒロはミヤビの元へ歩き、抱き寄せた
三日月も背中から抱きしめてきた
「俺はヒューマン・デブリで、正直良い思いなんてしてこなかったが
お前はもっと辛かったんだな…」
「難しい話はよく分かんないけど、ミヤビが沢山嫌な思い、悲しい思いしたのは
良く分かった。ミヤビは絶対に守る!」
「アキヒロ、三日月…。ありがとう…」
ミヤビは2人に抱きしめられたまま、泣き崩れた。