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ブリッジに入るとメインモニターには、白い帽子に白いスーツ、長髪の男が写っていた。
此奴は間違えない…あいつだ！！



「ほぉー。本当にいるとは思ってなかったぜ。ミヤビちゃん？」

「ッッッ！！！！名瀬・タービン…！」



ミヤビは見覚えのある顔を睨みつけた。
名瀬は怒った顔も可愛いね♪と笑っている
ミヤビは握った拳を壁に叩きつけた。かなりの音が鳴り響き、ミヤビの拳からは血が流れていた



「このマルバ・アーケイとは前に仕事上の付き合いがあってな、んで、たまたま立ち寄った火星で久々に再会したんだが……。

えっらいボロボロでよぉ…。話を聞けばギャラルホルンと揉めて困ってるって言うじゃねぇか。

んで、俺らん何所なら奴らが手出し出来ねえようにもしてやれるんで、力を貸そうかって話になってたんだが……」


「俺ら？」



名瀬の話しにオルガが引っかかり、すかさずビスケットが調べる。
ビスケットはオルガに調べたタブレットを渡すと、タービンズってのはテイワズ直参の組織だよ。とオルガに伝える。


名瀬は人が話してるのにコソコソやんなよ。
と呆れた顔をしていた。
オルガは誤り、話を続けてくれ。と頼んだ



「でなぁ、手助けの駄賃は、CGSの所有物を全部うちで預かるって条件でまとまったんだがよお、調べてみたらどうだ……。

書類上CGSは廃業。すべての資産は鉄華団だかいうのに移譲されているじゃねぇか」


「つまりあんたは、マルバから取り損ねたもん
を俺らから取り上げに来たって訳か」


「そう構えなさんな。ギャラルホルンとの戦闘はこの目で見させてもらった。

ガキにしちゃあ大したもんだ。資産の返還に応じてくれりゃ
お前たちのことも悪いようにはしねぇよ」



オルガは名瀬の話を大方理解したのか、簡単にまとめた。