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「あっ！！」



新手だ！ミヤビはすかさず背後からの射撃をかわし、串刺しになっているモビルスーツを相手に向け、勢よく抜いた。

二体のモビルスーツは、新手の方へと向かって行くが、相手も上手くかわし、こちらに突っ込んで来る



「ん？この感じ他の奴らとは違うみたいだね。…あの機体」



ミヤビは最低限の動きで、相手の攻撃をかわし続ける。
ミヤビはかわしながらも、一機、また一機と落として行く



「あら、まーた新手が増えて来たねぇ…」



先程の機体同様、攻撃スピード、タイミング、機体の動かし方、全てに置いてかなりの手慣れだ。ギャラルホルの幹部とかか？


それでもミヤビは幹部2人相手の攻撃もかすることなく、スラリとかわす。不意に三日月が気になり辺りを見渡すが、見つからなかった



「ぅがっ！」



ミヤビが余所目をしているすきに、紫色のグレイズが紅月の左足を捉えた。ミヤビは身動きが取れなくなり、そこに青いグレイズが切りかかって来るが…



「いくよ！」

「へ？！」



三日月が切りかかって来ていた斧をメイスで受け止め、アキヒロが紅月の左足に巻きついているワイヤーを切った


バルバトスは紅月の腕を握りしめ、迎えに来ているイサリビへと向かった。アキヒロも後に続いた