．


三日月は扉の目の前にいた敵のモビルスーツを滑空方をゼロ距離で射撃して、後を追った
ミヤビも直ぐに荷台から出て状況を把握する



「んー、なかなかの数だね…
三日月！船は私を守るから、そっちお願いしてもいい？？」

「……。わかった！」



ミヤビは神経を研ぎ澄まし、ある程度の敵の距離を掴む。
ん、6機こっちに向かって来る奴らがいる。そのうちの4機体はミヤビを素通りして、船へ攻撃を始める



「ガン無視とは、いい度胸してるじゃんかよ！！」



ミヤビはあっという間に4機を倒した
こちらに向かっている残りの2機の背後から太刀で振りかぶるものの、モーションが大かった為か、スラリとかわされた。



「物凄くイライラする…」



敵二機のモビルスーツはミヤビに当てようと躍起に攻撃をして来るが、かすりもせず
ミヤビは舞っているかのように、かわしていた


船のオルガ達は密かにアキヒロ達と計画を立てていたらしく、ウィル・オー・ザ・ウィスプ…改、イサリビが迎えに来ていた。

んじゃ、取り敢えずはそこまで守らなくても大丈夫かな？



「前も思ったけど…
ギャラルホルってこんなものなのか…
なんか…余計ムカつく！！」



ミヤビは敵の弾をヒラリとかわし、一気に敵に近づくと、太刀を持ち直しコックピット目掛けて突いた。

敵のモビルスーツは動かなくなる。
敵のもう一機のモビルスーツはミヤビとの距離を詰めながら射撃をして来るが
先ほど倒した敵の機体でガードする。



「その程度かよ！」



ミヤビは距離を詰めて来た敵を、先程のモビルスーツが刺さっているのにもかかわらず、そのままコックピットを刺した。

ミヤビの太刀には二体のモビルスーツが串刺しになっていた。



はぁ、なんでだか今日は落ち着かない。
いつもは楽しいはずなのに…今日はイライラしてばかりだ！なんで！！