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「あ？もういいのか、ミヤビ」

「うん。大丈夫！ありがとう、おやっさん」

「……、本当に女だったんだなあ…」

「あ、あぁ。ごめんね…騙しちゃってて」

「そんな事、気にすんじゃねぇよ」



体には女の象徴である丸みを帯びた部分がある。それをミヤビは昨日まで、包帯や重りの入ったベストを身につけ、服も厚着していたのだが、皆に話をした為、もう包帯やベスト、服の厚着もしなくなった



「つってもなあ…もうちょっと服着たらどうだあ？」

「んー、ここに来てからずっと厚着するための服しか持ってなかったし、これしか無いんだよね…ヤバイかな？…」

「うーん。まあ喰われないように気を付けろよ」



おやっさんの言う通り、ミヤビはかなり露質の高い服を着ている。上は胸元しか隠れていないし、背中はほぼ丸見えだ。と言うか、下着にしか見えない…。下は短いホットパンツに生足がスラリと伸びている


ミヤビはかなりの美貌人だ。スタイル抜群で、顔も上の上。そこらへんの美人には負けないだろう。だだ、背中にある阿頼耶識、三本がやけに目立ってしまう



「バルバトス、私も手伝うよ！」

「あ、悪いな。助かるぜ」



オルガからバルバトスを宇宙に持っていきたい。と相談されていた。おやっさんがやれる事はやってくれているが、ミヤビも見てくれると助かる。なんて言われれば断れない。ミヤビはおやっさんと一緒にバルバトスの調整を始めた



「おやっさん、紅月、直してくれてありがとう。お礼言うの遅くなっちゃって、ごめん」

「いや、俺も動くとは思ってなくてよー！！あははは」

「えーー！？」



ただちょっと足の方にガタが来てたから、ちょうど良くグレイスが手に入ったからよ、ちーとばかし、弄ったんだよ。

と、おやっさんは笑いながら話していた
ミヤビはそれでも、本当にありがとう。と心から感謝をした