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「あ、あの……。皆怒ってないの？？」

「あ？そんな事で怒ったりしねぇよ。それになミヤビ。俺たちの絆は隠し事の１つや２つで壊れるような、ガラスじゃねぇだろ？そうだろ？お前ら！」



参番組の皆はオルガの言葉を聞き、当たり前だぜ！と笑ってくれた。ミヤビは皆の笑顔が嬉しくて、嬉しくて、涙が流れた



「俺たちの絆は鉄だ！何があっても決して壊れることの無い、鉄の塊だ。全部俺たちが受け止めてやる！」



オルガはミヤビの頭をそっと撫でながら自身の胸板へ抱き寄せた



「ありがとう、オルガ…ありがとう、みんな！」



ミヤビは少し落ち着いたのか、オルガから少し離れ笑顔を見せると、みんなの顔が赤らんで見えた。きっと日差しのせいだと思う事にした


その後はオルガから鉄華団の事を聞いた
辞めていった奴らに退職金を渡した事。勿論一軍も例外では無く、渡したそうだ


それとクーデリアの依頼を引き続き受けることになった事で、当面の資金はなわとかなりそうな事。それと、アキヒロ達のデータをビスケットが見つけ、オルガがアキヒロ達に渡した事。


まだまだ問題はあるけれど、とりあえずは、一息つけそうだった


オルガたちは、クーデリアの地球行きについての会議があるそうで、ちゃんと休めよ！と言いながら医務室を出ていった。