散華
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はあ…。やらかした。まじでやらかした
どーするよ!オルガたちに会いづらい…。と言うか、あったら話さなくちゃならない。でもそれを話したら、終わる。完全に終わる!
かと言ってこのままなんて、…無理だしなあ
「はあ……。結局一睡もできなかった…」
「あ、あなたは…確か、赤いモビルスーツの方ですよね?」
「ッッッ!!……って、なんだお嬢様か。驚いた」
あの後ミヤビがオルガたちの元に帰ることはなく、ミヤビは一晩中演習場近くの物陰に隠れ過ごして居るうちに、いつの間にか辺りは明るくなっていた
そこをまたまた通りかかったクーデリアが話しかけてきた。ミヤビはかなり驚いたが相手がクーデリアだとわかると、少し落ち付きを取り戻した
「すみません、驚かせてしまって…」
「いや、平気です。それより何してるんです?こんな所で」
「凄いですね。三日月や…えっと、お名前は?」
「あ、すみません。申し遅れました。ミヤビです」
クーデリアはよろしくお願いします。と軽く会釈をしてきたので、ミヤビも慌てて頭を下げる
「凄いですね、三日月やミヤビは」
「え?」
「あんなに大きな物を手足のように操って
…さぞ鍛錬を積まれたのでしょうね」
クーデリアは、右斜めを向きながら話し始めた。ミヤビもつられて同じ方向を向いてみると、おやっさんたちが、バルバトスの修理をしているのが分かった
「俺はともかく、三日月はこの前が初めてのはずだよ」
「へっ!?それであんな激しい戦いを?」
「元々阿頼耶識はモビルスーツ用に開発されたものだし、三日月はセンスが良いのもあって、尚更使いやすいんだと思いますよ…」
ミヤビはまた物陰に隠れるようにして、座り込み、空を見上げた。クーデリアは三日月が初めて扱った様にはとても見えません!と驚いている。そりゃ私だって驚いたけど、センスが違いすぎるんだよなあ…。
「と言うか、これからどうするの?」
「父の元へは帰れません…」
「…。まあそうだろうね。だったらどうする?」
「はぁ。わかりません。私には出来ることがあると信じて居ました」
「過去形??」
クーデリアは俯き、ため息を漏らしながらミヤビの質問に答えていく。
「っ!!いえ!今でも気持ちは変わりません!…でもそれを成し遂げる為には、罪のない人たちを犠牲にしてしまう可能性があります」
「俺たちの仲間が死んだのは、貴女の責任って思ってます?」
「はっ!…私はただ悔しいのです。こんなにも無力な自分が」
今にでも溢れ出しそな雫が、クーデリアの目に溜まっていた
はあ…。やらかした。まじでやらかした
どーするよ!オルガたちに会いづらい…。と言うか、あったら話さなくちゃならない。でもそれを話したら、終わる。完全に終わる!
かと言ってこのままなんて、…無理だしなあ
「はあ……。結局一睡もできなかった…」
「あ、あなたは…確か、赤いモビルスーツの方ですよね?」
「ッッッ!!……って、なんだお嬢様か。驚いた」
あの後ミヤビがオルガたちの元に帰ることはなく、ミヤビは一晩中演習場近くの物陰に隠れ過ごして居るうちに、いつの間にか辺りは明るくなっていた
そこをまたまた通りかかったクーデリアが話しかけてきた。ミヤビはかなり驚いたが相手がクーデリアだとわかると、少し落ち付きを取り戻した
「すみません、驚かせてしまって…」
「いや、平気です。それより何してるんです?こんな所で」
「凄いですね。三日月や…えっと、お名前は?」
「あ、すみません。申し遅れました。ミヤビです」
クーデリアはよろしくお願いします。と軽く会釈をしてきたので、ミヤビも慌てて頭を下げる
「凄いですね、三日月やミヤビは」
「え?」
「あんなに大きな物を手足のように操って
…さぞ鍛錬を積まれたのでしょうね」
クーデリアは、右斜めを向きながら話し始めた。ミヤビもつられて同じ方向を向いてみると、おやっさんたちが、バルバトスの修理をしているのが分かった
「俺はともかく、三日月はこの前が初めてのはずだよ」
「へっ!?それであんな激しい戦いを?」
「元々阿頼耶識はモビルスーツ用に開発されたものだし、三日月はセンスが良いのもあって、尚更使いやすいんだと思いますよ…」
ミヤビはまた物陰に隠れるようにして、座り込み、空を見上げた。クーデリアは三日月が初めて扱った様にはとても見えません!と驚いている。そりゃ私だって驚いたけど、センスが違いすぎるんだよなあ…。
「と言うか、これからどうするの?」
「父の元へは帰れません…」
「…。まあそうだろうね。だったらどうする?」
「はぁ。わかりません。私には出来ることがあると信じて居ました」
「過去形??」
クーデリアは俯き、ため息を漏らしながらミヤビの質問に答えていく。
「っ!!いえ!今でも気持ちは変わりません!…でもそれを成し遂げる為には、罪のない人たちを犠牲にしてしまう可能性があります」
「俺たちの仲間が死んだのは、貴女の責任って思ってます?」
「はっ!…私はただ悔しいのです。こんなにも無力な自分が」
今にでも溢れ出しそな雫が、クーデリアの目に溜まっていた