今宵に乾杯 **
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「おい!名前!今夜みんなで酒呑みをするんだがお前も来ないか?」
『何それ楽しそう。参加する。』
小平太から酒呑みの誘いを受けた。どうやら先生達のお酒をくすねて六年生全員で呑むらしい。でも私達成人してないから本当は呑んだら駄目な筈だけどね。
「なら今晩は私らの部屋に集合な!」
『了解!』
日が暮れ辺りが暗くなった頃、寝巻きで屋根裏から忍たま長屋の小平太達の部屋に向かう。
『確かろ組の部屋はここだった筈……あ、ここだ。』
「あ、名前来たな!降りてこい!」
『よっと、何だもう皆んな集まってるの?』
「名前、来たな。」
「もう集まってるよ。」
「来るのが遅いなお前は。」
『ごめんごめん。』
部屋には六人揃っており酒呑みの準備をしている。皆んな風呂は済ませたのか寝巻き姿である。
『このお酒先生達にばれてない?』
「なはは!それは大丈夫だ!」
「まぁまぁそれは置いといて。皆んなで中々こんな風に呑めないよね?」
「そうだな、もう私達も大人だしそろそろ酒ぐらいいいだろう。」
『あら優等生とは思えないセリフね仙蔵。』
「俺はこんなのに集まるなら鍛錬がしたいんだが。」
「文次郎!お前はこんな時でも鍛錬鍛練ってうるさいな!」
「何だと留三郎!やるか!」
「あぁん!?」
「もう!そこ喧嘩しない!」
「………喧嘩するなら外でしろ。」
『はいはい、長次を怒らせない。』
では気を取り直して酒呑みが始まる。
1/5ページ