部屋で春画を見つけたら?
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『文次郎、ちょっと予算の件で相談したい事があるんだけど………って、いない。』
今日は会計委員長の潮江文次郎にくノ一の予算について相談しに、い組の部屋に来たのに本人の文次郎がいない。
また鍛錬でもしてるのだろう。同室者である仙蔵も居ないし頼むに頼めないし困った者だ。
『直接本人に言わないといけないし…』
待てと暮らせどいっこうに帰ってくる気配がない。どこで何をしているのか。此処でいっそ寝てやろうか。そう思い部屋の中に入り寝転ぶ。以外と綺麗にされている。仙蔵と一緒だから綺麗にしているのかな。でもちょっと文次郎の方が汚い。無造作に書物も置かれているし。そう思っていると部屋の隅に一冊の書物を見つける。というより隠しているようにも見えるし何だろう。そう思い手にとると表紙はない。中身はどうなっている?
………うわわ結構派手に描いている。えっと男女の同衾は知ってた筈だけどこう赤裸々には見たことない。むしろ絵だから表現が恥ずかしい。
「お前、なにをしている?」
食い入るように見てたからか気配に気付かなかった。
『文次郎!』
「ってかお前何を見ているんだ?………うわあぁ!返せそれ!!!」
『文次郎ってこういう趣味なんだ。』
「バカタレ!こっここ!これは俺のじゃない!!!」
『その態度でバレバレだけど。』
「断じて俺のではない。」
『だったらこれくノ一教室でばら撒いてやる。』
「それだけはやめろ!!!」
『うわーますます墓穴掘ってる笑。』
「お前なぁー!」
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