短編
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混ざり合う
身体が怠い。
鉛のように重く、息も上がってきた。
昨日の野外実習で雨に打たれたのが原因なのだろう。実習を終え学園に帰ってきてから先生方に報告し、その後風呂に入り体を清めると途端に疲れが出てきた。
今日の午後は休みの為、自室に戻り布団に倒れ込む。
『………うっ……………』
部屋に差し込む夕日の眩しさで目を開ける。
横に誰かが居る。
「大丈夫か名前。」
『………っ、文次郎。』
「全く。お前はバカタレだ。」
布団の側には、座っている恋仲の文次郎が居た。
『あれ。…………文次郎も実習の筈………だったよね?』
「もう終わった。ったく忍者が体調を壊すだなんて情けない。」
普段なら流せる軽口も今の身体には応える。
今日は言い返す事が出来ない。
「身体はましになったのか。」
『うん。』
「その様子じゃ今日はまだ無理だな。お前は休め。」
そう言い立ち上がろうとする文次郎。
最近はお互い実習やら忍務やらですれ違いが多く、二人で過ごす時間が作れなかった。文次郎の背中が此方を向き、帰ろうとする。思わず引き留める。
『行かないで。』
その言葉で足を止める文次郎。
「お前は休まないといけないだろう。」
『まだ側にいて。……お願い。』
熱で潤む目で見つめると、文次郎はぁと溜め息をつき再び足を此方に向け扉を閉める。
「少しだけだぞ。」
『うん。』
数時間前を遡る。
実習を終えて学園に戻ると昼過ぎだった。
確か名前も今日は実習で帰ってきている筈だ。ここ最近俺も委員会や授業等で忙しく、名前に会えていなかった。
午後からは空いている為、少しでも名前の顔が見たい。
くのたま長屋に忍び込み、名前の部屋に向かい襖を開けると寝ている姿がある。
まだ昼過ぎなのに寝ている名前の姿に疑問を抱く。
足音を立てず部屋に入り様子を見ると、いつもより顔色が赤い。体調が悪いのか。
額に手をかざすと熱を帯びていた。
全く忍者の卵だというのに体調を崩すとは情けない。
邪魔にならないように部屋を出ようとする所で目を覚まそうとしている名前。
しかし辛そうな様子にそのまま立ち去る事もできず、暫く様子をみとく事にした。
側にいて数刻経つ。互いの手が伸び、絡めている。
先に手を伸ばしたのは私だけど、温もり欲しさに手を伸ばすと黙って握ってくれた文次郎。
いつもなら照れてバカタレって言われるけど素直に握り返してくれるとは思わなかった。
『ねぇ文次郎。こっちに来て。』
不意に名前が言い出す。
「ここで充分だろ。」
『………少しだけ一緒に寝たいの。』
「なっ!」
そう言い布団を少しめくり、布団の中に誘い込んでいる。脳裏に忍びの三禁がよぎる。
駄目だ駄目だ。幾らなんでもこの状況で布団の中に入り込むなど男としてもそれはしてはいけない。
なのに名前はそれでも誘ってくる。
長い間側に入れなかった為、安易にぐらつく。
『ねっ?お願い……。』
「すっ、少しだけだぞ。」
『……うん!』
文次郎が布団の中に入り込んでくる。
自身の体温とそれ以上に温かい文次郎。鍛錬で鍛えられた逞しい身体に男を感じる。間近で見る文次郎の顔、久しぶりの距離に心が弾む。文次郎の胸元に手をかけ、頭を文次郎の胸に擦り付けると文次郎の耳が赤くなる。その様子に嬉しいのは自分だけじゃないんだなと愛しさが込み上げる。
『ようやく一緒になれた。』
「……バカタレ。」
『ふふっ、幸せ。』
「なっ!そ、そんなに近づくな!」
『可愛い文次郎。』
そのまま首元に手を回すと文次郎が慌て出す。いつもの忍装束より薄い寝巻きの為、文次郎の動きが直接伝わる。
『いいでしょ、恋仲なんだから。』
「これ以上は……。」
文次郎の様子を不思議に思うと股にあたる膨らみを感じる。文次郎が慌てる理由が分かった。
『反応しちゃった?』
「っ!、そんな事わざわざ言うな!」
『文次郎、こっちを向いて。』
文次郎の顔を自身に向け、口吸いをする。
たった一緒の布団に入っただけで反応する文次郎が可愛すぎて我慢できなくなった。女の私とは違い薄い唇に熱を感じる。角度を変え、頬や目元にも口付ける。
「……なっ!バッ!バカタレ!」
『んっ、嫌…だった?』
頬を赤く染め、私を強引に引き離す文次郎。
可愛い文次郎。可愛いを言い過ぎると怒り出すから余り言えないけどこんな反応されたら虐めたくなる。
『嫌ならごめん。』
文次郎の顔から手を外し、敢えて悲しい顔をして口を開くと何かを堪える様子を見せ黙る。
ふふっ、耐えてる耐えてる。
「…嫌とは言ってない。」
『…………』
『お、俺も久しぶりだからだな………。』
頬を染めながらそっぽを向き、照れ隠しをする文次郎。これ以上、欲を掻き立てる文次郎が愛おしい。お互い目が合うと自然に笑みが溢れる。
『っふ、文次郎…』
「んっ…… 名前」
その後口吸いの続きが始まる。どちらも止める事が出来ない。
徐々に深い口吸いに変わり、文次郎の腕が腰に回る。そんな動きですら興奮材料になる。
「んっ!」
文次郎の手が胸元に降り胸を触る。寝巻きの上からの感触に物足りなさを感じる。でも文次郎の手付きに快感を覚える。文次郎の吐息が耳元に漏れ感じてしまう。
『はぁっ、もんじっ!』
「……感じてるのか?」
『だって、久しぶり、んっ!』
胸元の衣が乱れ、直接乳房に触ってくる文次郎。久しぶりの愛撫。どれだけこの時間を待っていたか。触れるだけじゃ足りない。もっともっと触って欲しい。
『はぁ、もっと……触って、んぁ!』
淫乱のように求めてしまう。
俺の手で感じる 名前。名前の反応も相まって、久しぶりの行為に手が止まらない。自然に名前の乳房に腕が伸びてしまい、感じている名前の姿に興奮が抑えられない。
乳首は張り詰めており、寝巻きの上からでも主張を帯びていた。そんな寝巻きが邪魔で胸元を開け放し、主張している乳首に吸い付く。
『あっ!んっ!はぁ……』
上からは名前の嬌声が降りかかり、俺の頭を抱き寄せる。名前の匂いに包まれ、自身が余計に反応してしまう。欲に歯止めが効かない。
ゆっくり名前の内股をさするとびくっと反応する。少し触っただけで分かるように中心部は湿り気を帯びている。
そのまま秘部に指を挿し込むといつもより潤いで溢れている。そのままゆっくり指をかき回すと、クチョクチョと卑猥な音が響き始める。
「いつもよりすごいな。」
『だって……』
頬を赤くし顔を背けられる。今だけは三禁を破っていいだろう。あれだけ三禁だと普段より豪語している俺も今は我慢できん。
俺をこんなに乱れさせるのはこいつだけしかいないんだろうなと心の中で自身を嘲笑う。
『文次郎…』
「なんだ?」
『もっ、いいから……んっ!、中に挿れて…』
「なっ…まだ解れてないだろう?」
そういい涙目で俺を見てくる名前。
その姿に生唾を飲み込む。こいつは俺が我慢していたのに更に煽ってくる。
『欲しいの…早くっ!』
ぷつんと理性が切れる。
ガバッと名前の股を開くと中心部から透明な粘液が尻まで垂れている。そこからは本能のまま俺自身も止める事が出来なくなった。
文次郎が自身の肉棒を取り出す。
肉棒の先が濡れており、自身の秘部の濡れが増す。肉棒に血管がいくつか浮いており早く早くと入れて欲しくなる。文次郎を引き寄せ、懇願に近い形で強請る。
『待てないの……。お願い。』
「っ!………お前が誘ったんだからな…」
文次郎の肉棒を自身の割れ目に誘導しあてがう。クチュっと肉棒と秘部が混ざり、奥に入り込んでくる。充分すぎる程濡れそぼっている秘部はなんなく最奥まで受け入れる。
『っぁああ!』
「くっ!」
挿入後、上半身を脱いだ文次郎に抱き締められる。分厚い肉体、文次郎の匂いに抱き締められ興奮で秘部が収縮する。
『はぁ、文次郎……口、吸いしてぇ!』
「っあ、名前!」
挿入してからも口を重ね、激しく口を吸われる。口元より互いの交じり合った唾液が流れ落ちる。もっともっともっと。足りない。大好きな文次郎と上も下も繋がって気持ちが抑えられない。
激しい律動が繰り返され、秘部からは卑猥な音が響き渡る。何度も突き上げられる度に快楽に酔いしれる。その度に幾度も収縮し達してしまう。
「名前……好きだ」
『んっ!……そんな事!っあ!……言われたらぁ!あっ!』
「くっ!…こっちを向け!」
『んっ!!!』
何度も律動を繰り返す度に膣内が締め付けられる。
堪らなく名前の唇に獣のように噛み付くと更に締め付けられ必死に耐える。
『もっ!またぁ!…んぁあ!!!』
達している名前を目の前に自身も爆ぜそうだ。
最後は口吸いしながら、嬌声が漏れる名前の口を自身の口で塞ぎ舌を絡める。必死に舌を絡めてくる様子に自身の肉棒が締め付けられ、腰を打ち付け絶頂を迎える。
『ふふっ、元気出た。』
「無理をさせたな……すまん。」
『大丈夫。』
事後の片付けをし互いに肩を寄せ、手を絡める。
普段触れ合えない分満たされた。
『文次郎。』
「なんだ。」
『ありがとう。』
顔を寄せそっと口付ける。身体を重ねるのは暫く先だろうと思いを込めて。黙って受け入れる文次郎に気を良くしそのまま抱き締める。
『んっ?』
「………」
『あの………膨らみが………』
「……うるさい。」
『この後………用事は?』
「………ない。」
『……………もう一回する?』
心より身体は正直というか。あれだけ身体を重ねた筈なのに足りん。だがそんなのは面と向かって言えない。着替えた装束を着崩し、名前が妖艶な姿で誘ってくる。その姿に俺の熱が込み上げてくる。
『おいで、文次郎。』
誘われるまま名前の胸に引き寄せられる。
今まで一緒にいれなかった分、溶け合おうか。
身体が怠い。
鉛のように重く、息も上がってきた。
昨日の野外実習で雨に打たれたのが原因なのだろう。実習を終え学園に帰ってきてから先生方に報告し、その後風呂に入り体を清めると途端に疲れが出てきた。
今日の午後は休みの為、自室に戻り布団に倒れ込む。
『………うっ……………』
部屋に差し込む夕日の眩しさで目を開ける。
横に誰かが居る。
「大丈夫か名前。」
『………っ、文次郎。』
「全く。お前はバカタレだ。」
布団の側には、座っている恋仲の文次郎が居た。
『あれ。…………文次郎も実習の筈………だったよね?』
「もう終わった。ったく忍者が体調を壊すだなんて情けない。」
普段なら流せる軽口も今の身体には応える。
今日は言い返す事が出来ない。
「身体はましになったのか。」
『うん。』
「その様子じゃ今日はまだ無理だな。お前は休め。」
そう言い立ち上がろうとする文次郎。
最近はお互い実習やら忍務やらですれ違いが多く、二人で過ごす時間が作れなかった。文次郎の背中が此方を向き、帰ろうとする。思わず引き留める。
『行かないで。』
その言葉で足を止める文次郎。
「お前は休まないといけないだろう。」
『まだ側にいて。……お願い。』
熱で潤む目で見つめると、文次郎はぁと溜め息をつき再び足を此方に向け扉を閉める。
「少しだけだぞ。」
『うん。』
数時間前を遡る。
実習を終えて学園に戻ると昼過ぎだった。
確か名前も今日は実習で帰ってきている筈だ。ここ最近俺も委員会や授業等で忙しく、名前に会えていなかった。
午後からは空いている為、少しでも名前の顔が見たい。
くのたま長屋に忍び込み、名前の部屋に向かい襖を開けると寝ている姿がある。
まだ昼過ぎなのに寝ている名前の姿に疑問を抱く。
足音を立てず部屋に入り様子を見ると、いつもより顔色が赤い。体調が悪いのか。
額に手をかざすと熱を帯びていた。
全く忍者の卵だというのに体調を崩すとは情けない。
邪魔にならないように部屋を出ようとする所で目を覚まそうとしている名前。
しかし辛そうな様子にそのまま立ち去る事もできず、暫く様子をみとく事にした。
側にいて数刻経つ。互いの手が伸び、絡めている。
先に手を伸ばしたのは私だけど、温もり欲しさに手を伸ばすと黙って握ってくれた文次郎。
いつもなら照れてバカタレって言われるけど素直に握り返してくれるとは思わなかった。
『ねぇ文次郎。こっちに来て。』
不意に名前が言い出す。
「ここで充分だろ。」
『………少しだけ一緒に寝たいの。』
「なっ!」
そう言い布団を少しめくり、布団の中に誘い込んでいる。脳裏に忍びの三禁がよぎる。
駄目だ駄目だ。幾らなんでもこの状況で布団の中に入り込むなど男としてもそれはしてはいけない。
なのに名前はそれでも誘ってくる。
長い間側に入れなかった為、安易にぐらつく。
『ねっ?お願い……。』
「すっ、少しだけだぞ。」
『……うん!』
文次郎が布団の中に入り込んでくる。
自身の体温とそれ以上に温かい文次郎。鍛錬で鍛えられた逞しい身体に男を感じる。間近で見る文次郎の顔、久しぶりの距離に心が弾む。文次郎の胸元に手をかけ、頭を文次郎の胸に擦り付けると文次郎の耳が赤くなる。その様子に嬉しいのは自分だけじゃないんだなと愛しさが込み上げる。
『ようやく一緒になれた。』
「……バカタレ。」
『ふふっ、幸せ。』
「なっ!そ、そんなに近づくな!」
『可愛い文次郎。』
そのまま首元に手を回すと文次郎が慌て出す。いつもの忍装束より薄い寝巻きの為、文次郎の動きが直接伝わる。
『いいでしょ、恋仲なんだから。』
「これ以上は……。」
文次郎の様子を不思議に思うと股にあたる膨らみを感じる。文次郎が慌てる理由が分かった。
『反応しちゃった?』
「っ!、そんな事わざわざ言うな!」
『文次郎、こっちを向いて。』
文次郎の顔を自身に向け、口吸いをする。
たった一緒の布団に入っただけで反応する文次郎が可愛すぎて我慢できなくなった。女の私とは違い薄い唇に熱を感じる。角度を変え、頬や目元にも口付ける。
「……なっ!バッ!バカタレ!」
『んっ、嫌…だった?』
頬を赤く染め、私を強引に引き離す文次郎。
可愛い文次郎。可愛いを言い過ぎると怒り出すから余り言えないけどこんな反応されたら虐めたくなる。
『嫌ならごめん。』
文次郎の顔から手を外し、敢えて悲しい顔をして口を開くと何かを堪える様子を見せ黙る。
ふふっ、耐えてる耐えてる。
「…嫌とは言ってない。」
『…………』
『お、俺も久しぶりだからだな………。』
頬を染めながらそっぽを向き、照れ隠しをする文次郎。これ以上、欲を掻き立てる文次郎が愛おしい。お互い目が合うと自然に笑みが溢れる。
『っふ、文次郎…』
「んっ…… 名前」
その後口吸いの続きが始まる。どちらも止める事が出来ない。
徐々に深い口吸いに変わり、文次郎の腕が腰に回る。そんな動きですら興奮材料になる。
「んっ!」
文次郎の手が胸元に降り胸を触る。寝巻きの上からの感触に物足りなさを感じる。でも文次郎の手付きに快感を覚える。文次郎の吐息が耳元に漏れ感じてしまう。
『はぁっ、もんじっ!』
「……感じてるのか?」
『だって、久しぶり、んっ!』
胸元の衣が乱れ、直接乳房に触ってくる文次郎。久しぶりの愛撫。どれだけこの時間を待っていたか。触れるだけじゃ足りない。もっともっと触って欲しい。
『はぁ、もっと……触って、んぁ!』
淫乱のように求めてしまう。
俺の手で感じる 名前。名前の反応も相まって、久しぶりの行為に手が止まらない。自然に名前の乳房に腕が伸びてしまい、感じている名前の姿に興奮が抑えられない。
乳首は張り詰めており、寝巻きの上からでも主張を帯びていた。そんな寝巻きが邪魔で胸元を開け放し、主張している乳首に吸い付く。
『あっ!んっ!はぁ……』
上からは名前の嬌声が降りかかり、俺の頭を抱き寄せる。名前の匂いに包まれ、自身が余計に反応してしまう。欲に歯止めが効かない。
ゆっくり名前の内股をさするとびくっと反応する。少し触っただけで分かるように中心部は湿り気を帯びている。
そのまま秘部に指を挿し込むといつもより潤いで溢れている。そのままゆっくり指をかき回すと、クチョクチョと卑猥な音が響き始める。
「いつもよりすごいな。」
『だって……』
頬を赤くし顔を背けられる。今だけは三禁を破っていいだろう。あれだけ三禁だと普段より豪語している俺も今は我慢できん。
俺をこんなに乱れさせるのはこいつだけしかいないんだろうなと心の中で自身を嘲笑う。
『文次郎…』
「なんだ?」
『もっ、いいから……んっ!、中に挿れて…』
「なっ…まだ解れてないだろう?」
そういい涙目で俺を見てくる名前。
その姿に生唾を飲み込む。こいつは俺が我慢していたのに更に煽ってくる。
『欲しいの…早くっ!』
ぷつんと理性が切れる。
ガバッと名前の股を開くと中心部から透明な粘液が尻まで垂れている。そこからは本能のまま俺自身も止める事が出来なくなった。
文次郎が自身の肉棒を取り出す。
肉棒の先が濡れており、自身の秘部の濡れが増す。肉棒に血管がいくつか浮いており早く早くと入れて欲しくなる。文次郎を引き寄せ、懇願に近い形で強請る。
『待てないの……。お願い。』
「っ!………お前が誘ったんだからな…」
文次郎の肉棒を自身の割れ目に誘導しあてがう。クチュっと肉棒と秘部が混ざり、奥に入り込んでくる。充分すぎる程濡れそぼっている秘部はなんなく最奥まで受け入れる。
『っぁああ!』
「くっ!」
挿入後、上半身を脱いだ文次郎に抱き締められる。分厚い肉体、文次郎の匂いに抱き締められ興奮で秘部が収縮する。
『はぁ、文次郎……口、吸いしてぇ!』
「っあ、名前!」
挿入してからも口を重ね、激しく口を吸われる。口元より互いの交じり合った唾液が流れ落ちる。もっともっともっと。足りない。大好きな文次郎と上も下も繋がって気持ちが抑えられない。
激しい律動が繰り返され、秘部からは卑猥な音が響き渡る。何度も突き上げられる度に快楽に酔いしれる。その度に幾度も収縮し達してしまう。
「名前……好きだ」
『んっ!……そんな事!っあ!……言われたらぁ!あっ!』
「くっ!…こっちを向け!」
『んっ!!!』
何度も律動を繰り返す度に膣内が締め付けられる。
堪らなく名前の唇に獣のように噛み付くと更に締め付けられ必死に耐える。
『もっ!またぁ!…んぁあ!!!』
達している名前を目の前に自身も爆ぜそうだ。
最後は口吸いしながら、嬌声が漏れる名前の口を自身の口で塞ぎ舌を絡める。必死に舌を絡めてくる様子に自身の肉棒が締め付けられ、腰を打ち付け絶頂を迎える。
『ふふっ、元気出た。』
「無理をさせたな……すまん。」
『大丈夫。』
事後の片付けをし互いに肩を寄せ、手を絡める。
普段触れ合えない分満たされた。
『文次郎。』
「なんだ。」
『ありがとう。』
顔を寄せそっと口付ける。身体を重ねるのは暫く先だろうと思いを込めて。黙って受け入れる文次郎に気を良くしそのまま抱き締める。
『んっ?』
「………」
『あの………膨らみが………』
「……うるさい。」
『この後………用事は?』
「………ない。」
『……………もう一回する?』
心より身体は正直というか。あれだけ身体を重ねた筈なのに足りん。だがそんなのは面と向かって言えない。着替えた装束を着崩し、名前が妖艶な姿で誘ってくる。その姿に俺の熱が込み上げてくる。
『おいで、文次郎。』
誘われるまま名前の胸に引き寄せられる。
今まで一緒にいれなかった分、溶け合おうか。