短編
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意中な想い
「名前先輩、俺とデートして下さい!!!」
『ぶぅーーーー!!!』
食堂でおばちゃんのご飯を食べお茶を飲んでいたら
五年生の竹谷八左ヱ門にとんでもない事を言われ思わずお茶を吹き出してしまう。
『ゲホッ!ゲホッ!八!いきなり何!』
「すみません!でも俺とデートしてほしいんです!」
『取り敢えず外で話そうか!』
恥ずかしげもなく堂々と宣言してくる八左ヱ門。
食堂とはいえ昼過ぎで人は少ないが視線が集まる為、八左ヱ門の腕を掴み急いで食堂を飛び出る。
『で、さっきの話の意図が分からないんだけど。』
「そのままの意味です!」
『だからってなんで私なの?他にも女の子はいるでしょ?』
「名前先輩の事が大好きだからデートしたいんです!」
『なっ!』
思いもよらない後輩から突然の告白に思わず顔が赤面してしまう。話によればどうやら以前から私の事を想ってくれていた八。確かに今まで近くを通った際、八左ヱ門から視線を感じた事や実習や学園内の催し物があった際などやたら距離が近い時があったがあれも全て好意だったとは。
八左ヱ門は五年生でも仲の良い後輩だ。生物委員の委員長代理であり、なによりガタイ、性格が良く男らしい。まぁ虫や動物好きがすぎるけど。よくバサバサの髪をタカ丸さんに追いかけ回され悲惨な目にもあっているが、かくいう私も何度あの髪で遊んだ事か。その度に顔を赤くし怒る八がとても可愛かった。
「名前先輩、俺とデートしてくれますか?」
『…………いや。』
「えっ!なんでですか!?」
拒否すればあからさまにショックを受ける八。だかそれはそうだ。いきなりデートしたいと言われ言葉の真意も分からず、はいいいですよ!と答えられる訳がない。しかも私の事が好きなら肝心な大事な事を言われていない。それが気に食わない。
『……八左ヱ門は私とデートがしたいだけなの?』
「!!!………いえ。デートだけじゃ足りません。」
『他には?』
「デート以上に名前先輩と一緒に勉強したり、口吸いしたりそれ以上の事もしたいです!」
面と言われるのは恥ずかしいが私の事を想ってくれていた八左ヱ門の素直な言葉に嬉しさを感じニヤけてしまう。
『だったら他に言う事あるよね?』
八左ヱ門に近づいて言うと私の言葉に気づいた八。
ハッとした顔をすると真っ直ぐな目で見つめ私の手を取り言葉を発する。
「前々からお慕いしております。名前先輩改めて申し上げます。俺と付き合って下さい。」
『いいよ。』
「えっ!!!いいんですか!?」
『でも!五年生達でこの内容を賭けの対象にしてるなら話しは別だけど!』
「そんな事してません!!!」
『ならいいよ。』
「っ〜〜〜名前先輩!俺名前先輩を幸せにします!!!」
『八!声が大きい!』
賭けの対象にしていたら殴り込んでいた所だ。
返事を聞いたら盛大に飛びついてくる八左ヱ門。勢いに押し倒されそうだったが背中に回された八の腕で事なきを得る。笑顔が止まない八の顔をみて八とこんな関係になるのも嬉しいと思った。
_______________________
(良かったな。賭けなんかしなくて)
(俺振られると思ったんだけどなー)
(へー。そう言う事。勘右衛門。三郎。)
(ひっ!俺らは別に何も………なぁ?)
(そ、そうですよ。ほんとほんと。)
(問答無用!)
(先輩!俺以外の男に構わないで下さい!)
(八!分かった。)
((思ったよりこの二人バカップルかも))
「名前先輩、俺とデートして下さい!!!」
『ぶぅーーーー!!!』
食堂でおばちゃんのご飯を食べお茶を飲んでいたら
五年生の竹谷八左ヱ門にとんでもない事を言われ思わずお茶を吹き出してしまう。
『ゲホッ!ゲホッ!八!いきなり何!』
「すみません!でも俺とデートしてほしいんです!」
『取り敢えず外で話そうか!』
恥ずかしげもなく堂々と宣言してくる八左ヱ門。
食堂とはいえ昼過ぎで人は少ないが視線が集まる為、八左ヱ門の腕を掴み急いで食堂を飛び出る。
『で、さっきの話の意図が分からないんだけど。』
「そのままの意味です!」
『だからってなんで私なの?他にも女の子はいるでしょ?』
「名前先輩の事が大好きだからデートしたいんです!」
『なっ!』
思いもよらない後輩から突然の告白に思わず顔が赤面してしまう。話によればどうやら以前から私の事を想ってくれていた八。確かに今まで近くを通った際、八左ヱ門から視線を感じた事や実習や学園内の催し物があった際などやたら距離が近い時があったがあれも全て好意だったとは。
八左ヱ門は五年生でも仲の良い後輩だ。生物委員の委員長代理であり、なによりガタイ、性格が良く男らしい。まぁ虫や動物好きがすぎるけど。よくバサバサの髪をタカ丸さんに追いかけ回され悲惨な目にもあっているが、かくいう私も何度あの髪で遊んだ事か。その度に顔を赤くし怒る八がとても可愛かった。
「名前先輩、俺とデートしてくれますか?」
『…………いや。』
「えっ!なんでですか!?」
拒否すればあからさまにショックを受ける八。だかそれはそうだ。いきなりデートしたいと言われ言葉の真意も分からず、はいいいですよ!と答えられる訳がない。しかも私の事が好きなら肝心な大事な事を言われていない。それが気に食わない。
『……八左ヱ門は私とデートがしたいだけなの?』
「!!!………いえ。デートだけじゃ足りません。」
『他には?』
「デート以上に名前先輩と一緒に勉強したり、口吸いしたりそれ以上の事もしたいです!」
面と言われるのは恥ずかしいが私の事を想ってくれていた八左ヱ門の素直な言葉に嬉しさを感じニヤけてしまう。
『だったら他に言う事あるよね?』
八左ヱ門に近づいて言うと私の言葉に気づいた八。
ハッとした顔をすると真っ直ぐな目で見つめ私の手を取り言葉を発する。
「前々からお慕いしております。名前先輩改めて申し上げます。俺と付き合って下さい。」
『いいよ。』
「えっ!!!いいんですか!?」
『でも!五年生達でこの内容を賭けの対象にしてるなら話しは別だけど!』
「そんな事してません!!!」
『ならいいよ。』
「っ〜〜〜名前先輩!俺名前先輩を幸せにします!!!」
『八!声が大きい!』
賭けの対象にしていたら殴り込んでいた所だ。
返事を聞いたら盛大に飛びついてくる八左ヱ門。勢いに押し倒されそうだったが背中に回された八の腕で事なきを得る。笑顔が止まない八の顔をみて八とこんな関係になるのも嬉しいと思った。
_______________________
(良かったな。賭けなんかしなくて)
(俺振られると思ったんだけどなー)
(へー。そう言う事。勘右衛門。三郎。)
(ひっ!俺らは別に何も………なぁ?)
(そ、そうですよ。ほんとほんと。)
(問答無用!)
(先輩!俺以外の男に構わないで下さい!)
(八!分かった。)
((思ったよりこの二人バカップルかも))