ラーメン食べたい
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「らっしゃーい。」
「3人。」
「はいよ。」
ついたのは、歩いて10分ぐらいのラーメン屋。
赤い暖簾の風情あるお店。
やっぱり私は立ち寄ったことのない所だ。
3人並んでカウンター席へ。
私とフィンクスさん。そして彼の順に座る。
「俺、味玉麺と炒飯大。」
「焼豚麺大、餃子。」
2人は手慣れた様子で注文する。
「お前は?」
とフィンクスさん。
「あ、じゃあ中華そば。」
「あいよ。」
注文をし終えたところで、
ようやく人心地つく。
「あそこでお仕事されてるんですか。」
「まぁな。用務員てやつ。」
「そうなんですか。」
「人手足りてねぇから嵐もどうだ?」
「えっと…考えときます。」
なんて日常的な会話。
程なくしてラーメンがくる。
ほかほかしたラーメン。
美味しい。
2人も清々しいほどよく食べ、
あっという間に完食目前。
男の人って、
気持ちのいい食べ方するんだなぁ。
そんなことを思う。
食べていると、携帯の着信音が耳に響く。
その音は近くで聞こえるものの、
それは自分ものではない。
「お、俺だ。悪りぃけどこのまま帰るわ。」
そう言いながら代金を置き、
「じゃあ、またな。」
と爽やかに笑って暖簾をくぐって行った。
取り残された私と彼。
何となく気まずい。
別に気まずい必要ないんだけど。
「女ね。」
第一声に彼がそう言った。
急に彼が話すもんだから、
返答が遅れてしまう。
「え?ああ。」
そうなんだ。
しばらく沈黙。
私は、目の前のラーメンを黙々と食べる。
「今日はどした。」
「え?」
「嫌なことでもあたか。」
全て食べ終えた彼は、肘をつきタバコを吸いながら私を見ている。
またあの目だ。
探っている。私を見ている。
彼の目。
何で、彼は分かるのだろう。
やっと口を開いたと思えば
いきなり妙に確信付いたことをいう。
“本気でお前を心配してるぞ。”
なんて、そういう目をして質問する。
「…別に。」
それが何か悔しくて、私は目を逸らして麺を啜る。
全く。誰のせいで悩んでるというのか。
とそこで昨日の夢を思い出した。
彼だ。夢で、彼を見たんだった。
そう思うとますます悔しくて、
何だかちょっぴり寂しくなってそれとは違う会話を探す。
「…本当にいろんな仕事してるんですね。」
「まぁな。」
「何か貯金とかですか。」
「…そんなとこね。」
そうして二本目のタバコに火をつける。
「また辛気臭そうだたな。」
逃さない。とでもいいように彼は話題を戻そうとする。
こいつ…。
彼にとって、攻撃は最大の防御なのだ。
「だから何にもないですって。」
「嵐は嘘下手ね。」
「ほっといてください。」
「宿題、できそうか」
畳み掛けるように彼は話す。
悪戯そうな笑顔。
こういう時の彼は、まるで小学生の男の子みたいだ。
好きな子にちょっかいを出す男の子、
好きな子…。
だったらいいんだけどな。
って、何言ってんだ私は。
咄嗟について出た考えに自分で驚く。
「百面相。」
「うっさいなぁ。」
彼は私から目を離さない。
面白そうに私を見ている。
何だって、こんな顔するのだろう。
他の人にもするのだろうか。
いや、私だけだ、
こんなに失礼極まりないのは。
だってこないだの女の子には、
すごく優しそうな顔してたもの。
何だかとても苛々する。
「…こないだの女の子にでも出したらどうですか。」
駄目だ。
何故か彼には理性がきかない。
怒りっぽいのかな、私。
「こないだ?」
と言って、彼はタバコを灰皿に向かってトントンと人差し指で揺らす。
タバコに出来た灰が綺麗に落ちる。
「ああ、国際科の生徒のことか。」
独り言みたいにそう言ってフゥーと深く煙を吐く。
ふーん。あの子は国際科の生徒だったのか。
私は最後にとって置いた焼豚を食べる。
やっぱり美味しい。しみじみ旨い。
「ヤキモチか。」
その一言に私はむせる。
漫画みたいな反応の仕方に、図星みたいな態度をとってしまう。
「…誰があなたなんかに。」
「ハハ、成る程な。
それでこないだ怒てたか。」
そう言いながら私にお冷やを寄越してくれるのが余計に悔しい。
「っさいなぁ!」
「素直で宜しい。」
可笑しそうにコロコロ笑う彼。
そんなに楽しそうにしなくったっていいじゃないか。
馬鹿野郎。
こういう時、彼を綺麗だと思う自分も馬鹿野郎だ。
思う存分笑った後で、彼は言った。
「嵐だけね。」
「え?」
「嵐に講義するので手一杯。」
立ち上がり、千円札を二枚置いて
「早く帰るね。」と私に言った。
「3人。」
「はいよ。」
ついたのは、歩いて10分ぐらいのラーメン屋。
赤い暖簾の風情あるお店。
やっぱり私は立ち寄ったことのない所だ。
3人並んでカウンター席へ。
私とフィンクスさん。そして彼の順に座る。
「俺、味玉麺と炒飯大。」
「焼豚麺大、餃子。」
2人は手慣れた様子で注文する。
「お前は?」
とフィンクスさん。
「あ、じゃあ中華そば。」
「あいよ。」
注文をし終えたところで、
ようやく人心地つく。
「あそこでお仕事されてるんですか。」
「まぁな。用務員てやつ。」
「そうなんですか。」
「人手足りてねぇから嵐もどうだ?」
「えっと…考えときます。」
なんて日常的な会話。
程なくしてラーメンがくる。
ほかほかしたラーメン。
美味しい。
2人も清々しいほどよく食べ、
あっという間に完食目前。
男の人って、
気持ちのいい食べ方するんだなぁ。
そんなことを思う。
食べていると、携帯の着信音が耳に響く。
その音は近くで聞こえるものの、
それは自分ものではない。
「お、俺だ。悪りぃけどこのまま帰るわ。」
そう言いながら代金を置き、
「じゃあ、またな。」
と爽やかに笑って暖簾をくぐって行った。
取り残された私と彼。
何となく気まずい。
別に気まずい必要ないんだけど。
「女ね。」
第一声に彼がそう言った。
急に彼が話すもんだから、
返答が遅れてしまう。
「え?ああ。」
そうなんだ。
しばらく沈黙。
私は、目の前のラーメンを黙々と食べる。
「今日はどした。」
「え?」
「嫌なことでもあたか。」
全て食べ終えた彼は、肘をつきタバコを吸いながら私を見ている。
またあの目だ。
探っている。私を見ている。
彼の目。
何で、彼は分かるのだろう。
やっと口を開いたと思えば
いきなり妙に確信付いたことをいう。
“本気でお前を心配してるぞ。”
なんて、そういう目をして質問する。
「…別に。」
それが何か悔しくて、私は目を逸らして麺を啜る。
全く。誰のせいで悩んでるというのか。
とそこで昨日の夢を思い出した。
彼だ。夢で、彼を見たんだった。
そう思うとますます悔しくて、
何だかちょっぴり寂しくなってそれとは違う会話を探す。
「…本当にいろんな仕事してるんですね。」
「まぁな。」
「何か貯金とかですか。」
「…そんなとこね。」
そうして二本目のタバコに火をつける。
「また辛気臭そうだたな。」
逃さない。とでもいいように彼は話題を戻そうとする。
こいつ…。
彼にとって、攻撃は最大の防御なのだ。
「だから何にもないですって。」
「嵐は嘘下手ね。」
「ほっといてください。」
「宿題、できそうか」
畳み掛けるように彼は話す。
悪戯そうな笑顔。
こういう時の彼は、まるで小学生の男の子みたいだ。
好きな子にちょっかいを出す男の子、
好きな子…。
だったらいいんだけどな。
って、何言ってんだ私は。
咄嗟について出た考えに自分で驚く。
「百面相。」
「うっさいなぁ。」
彼は私から目を離さない。
面白そうに私を見ている。
何だって、こんな顔するのだろう。
他の人にもするのだろうか。
いや、私だけだ、
こんなに失礼極まりないのは。
だってこないだの女の子には、
すごく優しそうな顔してたもの。
何だかとても苛々する。
「…こないだの女の子にでも出したらどうですか。」
駄目だ。
何故か彼には理性がきかない。
怒りっぽいのかな、私。
「こないだ?」
と言って、彼はタバコを灰皿に向かってトントンと人差し指で揺らす。
タバコに出来た灰が綺麗に落ちる。
「ああ、国際科の生徒のことか。」
独り言みたいにそう言ってフゥーと深く煙を吐く。
ふーん。あの子は国際科の生徒だったのか。
私は最後にとって置いた焼豚を食べる。
やっぱり美味しい。しみじみ旨い。
「ヤキモチか。」
その一言に私はむせる。
漫画みたいな反応の仕方に、図星みたいな態度をとってしまう。
「…誰があなたなんかに。」
「ハハ、成る程な。
それでこないだ怒てたか。」
そう言いながら私にお冷やを寄越してくれるのが余計に悔しい。
「っさいなぁ!」
「素直で宜しい。」
可笑しそうにコロコロ笑う彼。
そんなに楽しそうにしなくったっていいじゃないか。
馬鹿野郎。
こういう時、彼を綺麗だと思う自分も馬鹿野郎だ。
思う存分笑った後で、彼は言った。
「嵐だけね。」
「え?」
「嵐に講義するので手一杯。」
立ち上がり、千円札を二枚置いて
「早く帰るね。」と私に言った。