ラーメン食べたい
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アラームの音で目が覚めた。
重たい体を起こして目覚ましを止める。
何か、夢を見ていた気がする。
それも悲しい夢だったような…。
夢の内容を思い出そうとしても、
覚醒していく頭の中でそれはだんだん薄れていき、現実の世界に戻っていく。
回想するのを諦めて、
ふと携帯のディスプレイを見ると、バイト先からメールが入っていた。
急いで内容を確認すると、
どうやら「今日の夕方からのバイトを日曜日と交代してくれないか」
というようなことが書かれていた。
別に差し支えはないので直ぐにOKの返信をした。
つまり、今日は一日丸々休みというわけだ。
家事も別に溜まってはいないし、やるべき課題も今のところはない。
普段ならそれでも参考書を開いたり、家の中で微睡んだりするところだったが、何となく今日は1人で家に居るのが嫌だった。
覚えてもいない夢の影響で、心がスカスカするせいかもしれない。
それとも、昨日の彼の言葉で。
いや、考えるのはよそう。
そうして頭を少しもたげ、窓の外を見る。
自分の心とは裏腹に爽やかな晴天が広がっていた。
「…散歩とかしようかな…。」
そうだ、それがいい。
歩くと脳が揺れていい影響があるらしいし。
そうと決め、ベットから起き上がって服を着替える。
ついでに食事も外で済ませちゃおう。
そう思うと少しだけ元気が出た気がした。
防寒対策をしっかりして外に出る。
扉を閉める時、チラと彼の部屋を見たが誰かがそこに居るという雰囲気は漂ってこない。
階段を降り、何処へともなく足を向ける。
散歩なんてしたことがないけれど、今日はあまり行ったことのない所に行ってみようと思った。
もうここに住んで3年が経つが、あまりアクティブな方ではないから、学校とバイト先の往復ばかりで、ここの土地勘はあまりない。
歩きながら、昨日のことを考える。
“会いたい奴に会えなくなた時嵐ならどうするか”
彼は宿題だと言って笑っていたけど。
私は…
どうするのだろう。
「会いたい奴かぁ。」
そう考えて、自然と浮かんでくる彼の顔にもう疑問はもたない。
私は確実に彼を気にしている。
しかし、それが恋なのかと聞かれればそうでもないような気がする。
知り合いほど遠くはないが、友達としては言い切れない仲。
それでも、私のあまり色のない人生の中で何か特別なような気がしてならない。
しかしそれが、何と表せるのか。
私には全然分からなかった。
思案したまま足を動かしていると、
高校生ぐらいの歳の子達が笑いながら歩いている。
この辺りに学校があるんだろうか。
そう思って歩みを進めると、
目の前に大きい木造の建物がたっていた。
その建物の端に、
「青少年支援施設こまどり」
と色とりどりのペンキで塗られた可愛らしい看板が立て掛けてあった。
一昔前の小学校のような出で立ちだ。
その建物から、男の子や女の子達が出ていくのが見えた。
「おーい。
よそ見して歩いてっと転んじまうぞー。」
何だか聞き覚えのある声。
何となくそちらの方を目を向ける。
と、屋根の上に人影が2つ。
それを見て、私は驚いた。
「お、嵐じゃねぇか。」
フィンクスさんだ。
頭にタオルを巻いて、工具を脇に置き、屋根の修繕をしているらしい。
その横に見える人物は。
彼だ。
長めの髪は邪魔になるのか、
後ろで一つに結い、フィンクスさんと同じように作業をしている。
本当に色んな仕事するんだなぁ。
今までの彼を見て、なんとなくインドア派だと思っていたが、
肉体労働もお手の物という感じでテキパキとトタンで修繕している。
そういえば、筋肉質な身体つきしていたもんな…。
と何時ぞやの彼に赤面する。
「突っ立ってないで入ってこいよ。
もう上がりだからよ。
よかったら飯食い行かねーか?」
フィンクスさんが私に声をかけてくれた。
今日は予定は何もないし、こんな風に知り合いに誘われるなんてあまりない経験だ。
少し躊躇ったが、
フィンクスさんに手でOKの形を作ってから、
その場所に入ることにした。
砂がまかれた運動場のような地面に、懐かしさが込み上げる。
彼らの居る場所まではそんなに距離はないと
思っていたが、
入ってみるとそこは結構広く、思っていたより時間がかかった。
校庭裏とも呼べる場所に私が着く頃には、
2人は屋根から降りて水道台に腰掛けながら、缶コーヒーを飲んでいた。
「よ。」
「お疲れ様です。」
2人とも冬なのに汗をかき、タオルを首にかけている。
「こんなとこで何してたんだよ。散歩か?」
フィンクスさんが私の分のコーヒーを投げてよこしながら尋ねる。
「あ、はい。まぁそんなとこで。」
投げるのが上手いのか
少し驚いたけど見事キャッチに成功する。
「すみません。いただきます。」
「おう。」
貰った缶コーヒーを飲みながら
しばし3人でまどろむ。
彼の方をちらと見ると、別に何ともなさそうにどこかを見ながらタバコを吸っている。
そういえば、今日は一言も話してくれてない。
「よう。」
とか
「何してるか。」
とか
そのぐらい話してくれてもいいだろうに。
心の中で暫し悪態をつく。
縛りきれなかった後れ毛が少し汗でくっついて、
なんとなく色っぽいなどと思ってしまう。
中性的な顔してるよなぁ…。
「おし、じゃ飯行くか。」
その声で弾かれ、私は急いで缶コーヒーの残りを飲み干した。
「そうですね。」
そうして3人で「こまどり」を後にする。
重たい体を起こして目覚ましを止める。
何か、夢を見ていた気がする。
それも悲しい夢だったような…。
夢の内容を思い出そうとしても、
覚醒していく頭の中でそれはだんだん薄れていき、現実の世界に戻っていく。
回想するのを諦めて、
ふと携帯のディスプレイを見ると、バイト先からメールが入っていた。
急いで内容を確認すると、
どうやら「今日の夕方からのバイトを日曜日と交代してくれないか」
というようなことが書かれていた。
別に差し支えはないので直ぐにOKの返信をした。
つまり、今日は一日丸々休みというわけだ。
家事も別に溜まってはいないし、やるべき課題も今のところはない。
普段ならそれでも参考書を開いたり、家の中で微睡んだりするところだったが、何となく今日は1人で家に居るのが嫌だった。
覚えてもいない夢の影響で、心がスカスカするせいかもしれない。
それとも、昨日の彼の言葉で。
いや、考えるのはよそう。
そうして頭を少しもたげ、窓の外を見る。
自分の心とは裏腹に爽やかな晴天が広がっていた。
「…散歩とかしようかな…。」
そうだ、それがいい。
歩くと脳が揺れていい影響があるらしいし。
そうと決め、ベットから起き上がって服を着替える。
ついでに食事も外で済ませちゃおう。
そう思うと少しだけ元気が出た気がした。
防寒対策をしっかりして外に出る。
扉を閉める時、チラと彼の部屋を見たが誰かがそこに居るという雰囲気は漂ってこない。
階段を降り、何処へともなく足を向ける。
散歩なんてしたことがないけれど、今日はあまり行ったことのない所に行ってみようと思った。
もうここに住んで3年が経つが、あまりアクティブな方ではないから、学校とバイト先の往復ばかりで、ここの土地勘はあまりない。
歩きながら、昨日のことを考える。
“会いたい奴に会えなくなた時嵐ならどうするか”
彼は宿題だと言って笑っていたけど。
私は…
どうするのだろう。
「会いたい奴かぁ。」
そう考えて、自然と浮かんでくる彼の顔にもう疑問はもたない。
私は確実に彼を気にしている。
しかし、それが恋なのかと聞かれればそうでもないような気がする。
知り合いほど遠くはないが、友達としては言い切れない仲。
それでも、私のあまり色のない人生の中で何か特別なような気がしてならない。
しかしそれが、何と表せるのか。
私には全然分からなかった。
思案したまま足を動かしていると、
高校生ぐらいの歳の子達が笑いながら歩いている。
この辺りに学校があるんだろうか。
そう思って歩みを進めると、
目の前に大きい木造の建物がたっていた。
その建物の端に、
「青少年支援施設こまどり」
と色とりどりのペンキで塗られた可愛らしい看板が立て掛けてあった。
一昔前の小学校のような出で立ちだ。
その建物から、男の子や女の子達が出ていくのが見えた。
「おーい。
よそ見して歩いてっと転んじまうぞー。」
何だか聞き覚えのある声。
何となくそちらの方を目を向ける。
と、屋根の上に人影が2つ。
それを見て、私は驚いた。
「お、嵐じゃねぇか。」
フィンクスさんだ。
頭にタオルを巻いて、工具を脇に置き、屋根の修繕をしているらしい。
その横に見える人物は。
彼だ。
長めの髪は邪魔になるのか、
後ろで一つに結い、フィンクスさんと同じように作業をしている。
本当に色んな仕事するんだなぁ。
今までの彼を見て、なんとなくインドア派だと思っていたが、
肉体労働もお手の物という感じでテキパキとトタンで修繕している。
そういえば、筋肉質な身体つきしていたもんな…。
と何時ぞやの彼に赤面する。
「突っ立ってないで入ってこいよ。
もう上がりだからよ。
よかったら飯食い行かねーか?」
フィンクスさんが私に声をかけてくれた。
今日は予定は何もないし、こんな風に知り合いに誘われるなんてあまりない経験だ。
少し躊躇ったが、
フィンクスさんに手でOKの形を作ってから、
その場所に入ることにした。
砂がまかれた運動場のような地面に、懐かしさが込み上げる。
彼らの居る場所まではそんなに距離はないと
思っていたが、
入ってみるとそこは結構広く、思っていたより時間がかかった。
校庭裏とも呼べる場所に私が着く頃には、
2人は屋根から降りて水道台に腰掛けながら、缶コーヒーを飲んでいた。
「よ。」
「お疲れ様です。」
2人とも冬なのに汗をかき、タオルを首にかけている。
「こんなとこで何してたんだよ。散歩か?」
フィンクスさんが私の分のコーヒーを投げてよこしながら尋ねる。
「あ、はい。まぁそんなとこで。」
投げるのが上手いのか
少し驚いたけど見事キャッチに成功する。
「すみません。いただきます。」
「おう。」
貰った缶コーヒーを飲みながら
しばし3人でまどろむ。
彼の方をちらと見ると、別に何ともなさそうにどこかを見ながらタバコを吸っている。
そういえば、今日は一言も話してくれてない。
「よう。」
とか
「何してるか。」
とか
そのぐらい話してくれてもいいだろうに。
心の中で暫し悪態をつく。
縛りきれなかった後れ毛が少し汗でくっついて、
なんとなく色っぽいなどと思ってしまう。
中性的な顔してるよなぁ…。
「おし、じゃ飯行くか。」
その声で弾かれ、私は急いで缶コーヒーの残りを飲み干した。
「そうですね。」
そうして3人で「こまどり」を後にする。