待つ人詰む人
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今日はパート長は休みで、
比較的平和に仕事をこなすことができた。
居ると居ないとで、全然違う‥。
パート長の存在に、
自分がどれ程無駄な労力を
使っていたかがすごくわかった。
“他人なんてどうでもいいね”
まぁ確かに、そうなんだけど。
3割引の鶏胸肉を買い、
今日は親子丼にしようと考える。
外に出ると出勤前よりも気温が下がっている。
白い息もちらほら上がる。
もう冬だな。
アパートの階段を上がると、足音で分かったのか彼が自分の部屋から顔を出す。
「おかえり。今日飯何か。」
「あ、親子丼です。」
「今仕事やてるから、
飯できる頃に部屋に行くね。」
「呼びますか。」
「匂いでわかる。」
そう言って扉を閉めた。
私も自分の部屋に入る。
一息ついて、それから料理を始める。
いい匂いが部屋に立ち込めてきた。
出来た料理を配膳して待つこと10分。
匂いでわかると言ったのに、
彼は全然現れない。
「呼びに行こっかな。」
部屋を出て、彼の部屋の扉の前に立つ。
そういえば、彼の部屋に入るの初めてだ。
「あの、ご飯できましたけど。」
ノックをしてから声をかける。
その呼びかけに返事はない。
電気はついているし、中に居ると思うんけど。
少し躊躇しながらも戸を開ける。
「‥おじゃまします。」
玄関を上がり、部屋に入る。
比較的平和に仕事をこなすことができた。
居ると居ないとで、全然違う‥。
パート長の存在に、
自分がどれ程無駄な労力を
使っていたかがすごくわかった。
“他人なんてどうでもいいね”
まぁ確かに、そうなんだけど。
3割引の鶏胸肉を買い、
今日は親子丼にしようと考える。
外に出ると出勤前よりも気温が下がっている。
白い息もちらほら上がる。
もう冬だな。
アパートの階段を上がると、足音で分かったのか彼が自分の部屋から顔を出す。
「おかえり。今日飯何か。」
「あ、親子丼です。」
「今仕事やてるから、
飯できる頃に部屋に行くね。」
「呼びますか。」
「匂いでわかる。」
そう言って扉を閉めた。
私も自分の部屋に入る。
一息ついて、それから料理を始める。
いい匂いが部屋に立ち込めてきた。
出来た料理を配膳して待つこと10分。
匂いでわかると言ったのに、
彼は全然現れない。
「呼びに行こっかな。」
部屋を出て、彼の部屋の扉の前に立つ。
そういえば、彼の部屋に入るの初めてだ。
「あの、ご飯できましたけど。」
ノックをしてから声をかける。
その呼びかけに返事はない。
電気はついているし、中に居ると思うんけど。
少し躊躇しながらも戸を開ける。
「‥おじゃまします。」
玄関を上がり、部屋に入る。