camera obscura

2025.3.21.夢日記

2025/03/22 04:54
夢日記
自転車で通りかかった道の端にピンク色のふわふわの毛並みをした子猫が蹲っていた。どうやら飢えているらしい。誰もが子猫を無視して通り過ぎるので、なんだか可哀想になって近くのスーパーで猫缶を買うことにした。
白くて綺麗なスーパーに行くととある大物芸能人が店員に詰め寄っていた。よく分からないが、品物の値段について不満があるらしい。私は彼の挙動から目を離せなくなって猫缶を買うどころじゃなくなっていた。でも子猫のことを思うと早く買い物を済ませて戻りたかった。
クレーマー気質なのか、芸能人は散々難癖をつけて店から出て行った。私は猫缶をひとつレジに持って行って赤いエプロンをした店員にお金を支払った。
急いでピンクの子猫のところに戻ると往来には大勢の中年女性がいて子猫に近づけない。彼女たちはこれから公民館である演劇を観に来たらしい。和装姿が目立つ彼女たちを眺めながら早くいなくなってくれないかなあと苛立つ。子猫が待っている。目やにで目が上手く開かなくなったピンクの毛並みの子猫が。早く行かないと飢え死にしてしまう。
私が焦る気持ちと裏腹に中年女性たちの列は更に伸びて遅々として進まない。午後の陽射しだけが暖かく地面に影を描いていた。子猫は道の隅で待っている。

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